Comiruを導入したいけれど、実際の使い方がイメージしにくい、どのくらい効率化が進むのかちょっと半信半疑…、また、導入してみたけれどもっと便利な使い方はないか…。そんな塾・スクールさまからのご質問に、Comiruアドバイザーがお答えする連載「Comiruの歩き方」第4回は学習管理についてです。
学習塾は、優秀な講師を揃え、良い授業をしていればいい、そんな考えでは生き残れない時代になりました。学校の学習進捗をもとに授業の準備をしたり、それを講師間で引き継いだり、あるいは、生徒の生活時間のほとんどをしめる塾以外の学習に対してさえ、マネジメントが必要な状況になっているようです。
しかしながら、塾以外での学習管理を行って生徒の成績が上がれば、間違いなく保護者の信頼は高まり、その評判から人気塾となるでしょう。ただでさえ忙しい塾の先生たちに、そのようなマネジメントまで本当に可能なのでしょうか。Comiruで何がどこまでできるのかという観点で、Comiruアドバイザーがよくある質問にお答えします。
※Comiruの学習管理機能は「進捗管理」「宿題管理」「成績管理」「指導報告書」があります。各機能をおりまぜながらご説明します。
よくある質問
- 塾の授業時間以外の学習管理って本当に必要?
- デジタルでの学習管理が必要?個人ファイル作成など、紙ではダメなの?
- 学習の進捗管理って、何をどう管理していけばいいのでしょうか?
- 宿題の管理が煩雑なんですがいい方法はありますか?
- Comiruとその他の学習管理システムとの違いを教えてください。
よくある質問(1)塾の授業時間以外の学習管理って本当に必要?
塾の役割は教室の中だけではないと認識されている塾の先生は増えていると思います。生徒が塾で学習する時間は、1週間に1日か2日通うとしても、たった数時間。これだけで成績アップ、志望校合格を実現するにはやはり厳しいものがあります。いくら授業を良いものにしても、目的達成のためには塾の授業時間以外のところでも勉強する、勉強させる必要があるのです。
※一般的な子どもの時間の使い方イメージ
塾、授業以外の時間をどう学習に費やしていくかを生徒や保護者任せにするのは難しいでしょう。やはり塾主導で管理していく必要があると思います。
よくある質問(2)デジタルでの学習管理が必要?個人ファイル作成など、紙ではダメなの?
授業の進捗管理、成績管理、宿題管理、指導報告、すべてに言えることですが、少しずつでもデジタル化することを推奨しています。それは検索性、個人情報の保存期間、セキュリティー、コミュニケーションの観点があるためです。
例えば成績管理を例にとってみます。成績をデータで管理できていれば、塾の合格実績、生徒の成績レベルごとの学習内容など、必要なときに検索し、集計・分析まですることができます。「あなたと同じ志望校の先輩はこの時期こうだったよ」と、生徒にリアルなデータを提示することで、説得力が格段に増すと思います。そして蓄積されたデータは、競合との差別化にもつながる塾の大きな資産になります。これが紙だったら、そもそも生徒、保護者、塾の3者間でしっかりと共有されるかからやや不安がのこります。
また授業の進捗管理でよく聞く声が、講師が変わったり、予定外のオンライン授業になった場合、キャビネットにしまってある個人ファイルでの進捗管理にはそもそもアクセスしづらいという問題が生じます。
また、オンライン授業も増えた中で浮き彫りになったのが、アナログで行っていた宿題管理の不便さです。対面であればプリントを渡せばすみますが、オンラインになるとそうはいきません。オンライン授業を想定すると、宿題管理はデジタル化せざるを得ないでしょう。
なお、Comiruでは、ここであげたような成績管理・進捗管理・宿題管理を、生徒ごとに管理することができます。
よくある質問(3)学習の進捗管理って、何をどう管理していけばいいのでしょうか?
学習進捗管理について言えば、ポイントは、教材・単元ごとに、学習時間を記録し、ゴールへの進捗を見える化することです。
Comiruでは科目ごとに教材や単元を予め登録します。それぞれ、目標を設定し、計画を立てていきます。それをもとに生徒は学習の状況をスマホから入力し、講師は授業ごとに進捗を更新していきます。この内容はもちろん保護者も確認することができます。生徒は自分の学習量を視覚的に捉えることで、学習意欲が高まったり、あるいは危機感を持ったりするでしょう。
グラフ化したり履歴を追えたりと、アウトプットの内容の割にはインプットの作業自体は簡単です。ちなみに、学習時間を正確に把握するため、Comiruにはストップウォッチ機能が付いています。
<Comiru:単元一覧ページ>
よくある質問(4)宿題の管理が煩雑なんですがいい方法はありますか?
「授業までに宿題をやってくるかどうかわからない」「生徒ごとの宿題の提出・未提出を把握しきれない」「宿題の取り組み方、取り組む姿勢まで見きれない」という声もよく聞きます。
Comiruでは、宿題に関する情報を一元管理し、見える化することに徹底的にこだわりました。下の図のように、宿題を出せば、その提出期限、ステータス、提出済みの人数が一目でわかるようになっています。このデータは、生徒がスマホやPCから宿題提出をしたら即時に反映されます。これをもとに講師は宿題提出状況を確認し、提出が遅れている生徒にメッセージを送信してリマインドするといったフォローも簡単に行うこと ができます。 また、宿題の提出状況は保護者とも共有できるため、ご家庭とのパートナーシップも強固に築いていくことができます。
<Comiru:宿題の進捗管理画>
よくある質問(5)Comiruとその他の学習管理システムとの違いを教えてください。
他社システムと比較される場合、おそらく機能面、管理できる項目などに大きな差はないのではないかと思います。その中でComiruの最大の強みは、コミュニケーション機能から請求機能まで、塾運営に必要な機能が全て一元化されるということに尽きると思っています。
また、他社システムの中には、生徒主体の学習管理ができるシステムもありますが、Comiruでは塾主体の運用をおすすめしています。学習・成績のデータを塾側が有効活用し、生徒に還元していくことが、塾運営にとってとても重要だと考えているためです。学習計画が生徒主体になっている塾・スクールは、システム導入のタイミングで塾主体の運用に変更されることをおすすめしています。
よくある質問(6)Comiruでの学習管理・成績管理の成功事例やコツを教えてください。
学習管理機能には多くの先輩事例がデータとして蓄積されていきます。高校受験が終わった生徒さんに、その先の大学受験の話をする際、このデータを活用されているという話はよくお聞ききします。リアルなデータがあることで具体的な提案ができ、生徒さんの納得感も高まります。このアプローチで中3生の継続率がUPしたという事例もあります。
Comiruの学習管理機能について詳しくは以下の記事をぜひ参考にしてください。
参考記事
【進捗管理】「進捗管理」機能で「努力の可視化」をしませんか?
●まとめ
塾が授業中または授業外にて、どこまで生徒の学習管理を行うべきか、またどんなことができるのか、Comiruの学習管理に関する機能を例にご紹介しました。多くのシステムを使わずとも、1つのシステムで複数のやりたいことができるのがComiruの特徴ですので、ぜひご検討くださいませ。
Comiruの詳しい使い方や導入事例など、お気軽にお問い合わせください。