集団指導だからこその保護者コミュニケーションの必要性と効率化方法

東京進学ゼミナール様

お名前 代表取締役 三澤 徹 氏
本社 東京都荒川区
対象 小学生から高校生まで(集団指導と個別指導)
個別指導
集団指導

▼課題 ・保護者への連絡が届いているのかわからず、フォロー電話などの対応に追われていた ・集団指導生徒への連絡が人数が多く社員の負担になっていた ・成績低迷などコミュニケーションが必要な保護者と連絡が取れず、必要なアプローチが打てないケースもあった ▼Comiru導入の決め手 ・手軽に双方向のコミュニケーションが取れる ・拡張性に期待できる ・コミュニケーション以外の業務の効率化に期待できる

三澤様ご紹介文
株式会社東京進学ゼミナール代表取締役。東京都出身。 次世代の人材育成に携わることのできる教育事業に強い関心を抱き教育業界へ。新教室の立ち上げ、集団指導教室・個別指導教室責任者を経て、2011年同社代表に就任。大手予備校とも提携し、大学受験も含め小中高生の受験指導に努める。経営理念である「生徒の成長と自己実現を追究する」をモットーに、子どもたちの成長と学びを支えるため日々の運営に取り組んでいる。現在3校舎運営。 

 

東京進学ゼミナールの紹介

1965年創業の総合進学塾。集団指導と個別指導の両部門を運営。「生徒の成長と自己実現を追及しかつ自らも成長することで地域にあって求められる教育企業であり続ける」を信条に、生徒のポテンシャルを最大限に引き上げるべく、一人ひとりを大切に心を込めた指導をおこなっている。

他塾と比較して正社員率が高く、指導者の高い専門性も強みの一つ。現在、千葉ニュータウン教室(千葉県印西市)、つくば予備校(茨城県つくば市)、南千住教室(東京都荒川区)の三教室を展開中。(2022年2月現在)

 

保護者や生徒との双方向コミュニケーションが差別化になる


競合がひしめく中で、地域に求められる学習塾になるには何が必要か。生き残りのポイントは、塾の本質を突き詰めることだと感じていました。もちろん、学習塾は勉強を教える場です。生徒の学力向上のための指導はその最たる部分ではありますが、それと同じくらい、保護者や生徒との双方向コミュニケーションが重要だと考えています。

ところが、共働きの保護者が増えたことで、なかなかコンタクトが取れないのが現状です。社員の多くは14時ごろから出勤しますが、授業が始まるまでの数時間と、授業後の数時間、限られた時間に電話をかけても、繋がらないことも多いのです。コミュニケーションが必要な保護者・生徒ほど連絡が取れないこともよくある話で、このことが退会に繋がってしまったケースもありました。

コミュニケーションが大切だとわかっているのにできない。社員がこのことに翻弄されるのは避けたいと、効率よく課題解決できるツールを探し始めた結果、Comiruに出会いました。

 

集団指導だからこそ求められる保護者コミュニケーションとその効率化

保護者への連絡は多岐に渡ります。「お知らせ」のような軽めの案内から、イベント告知、季節講習の案内など。これまでは手紙にして生徒に渡していたのですが、保護者の手に渡ったのかどうか、読んでもらったのかどうかが把握できませんでした。保護者の手に渡らないことも多いと思います。ですから、保護者の意思確認や申し込みが必要な連絡の場合は、「お手紙は読んでいただけましたか?」と後追いの電話連絡が必須です。定期テストの結果の連絡もそうです。明日からの指導に関わることなので、やはり事実確認が必要です。つまり、情報を発信してからコンセンサスを得るまで、かなりの時間的ロスが発生していたのが実情です。

集団指導の場合、これが人数分発生するとなると、社員やスタッフの工数がどんどん増えていきます。もちろん、ホームページに掲載したり、メール配信なども行なっていますが、結局、未読・既読がわからないことには解決しないのです。

個別指導の場合は授業報告書があり、その日の学習の内容や生徒の様子を発信しています。これをちゃんと確認していただいているならよいのですが、保護者によってまちまちです。結局コンセンサスが取れていなくて「あれ?」ということもありました。個別指導は集団指導に比べて保護者との関係性は構築しやすいとはいえ、こちらが求めるレベルでのコミュニケーションにはまだまだ至らないと言えます。

 

Comiruの決め手は使い勝手。痒いところに手が届く心地よさを感じた


理想的な保護者コミュニケーションを求めてツールを探していたところ、Comiruに出会いました。もう1社のサービスと比較検討した結果、導入を決めました。機能を横並びにして細かく査定したというよりは、総括的にComiruの方が使い勝手がよさそうだなと感じたのが決め手です。痒いところに手が届く心地よさと、今後の拡張性を考えても、POPERさんは柔軟に対応していただけそうだなと思いました。

保護者や生徒との双方向コミュニケーションが、塾が地域に認められ生き残るためのポイントになる。そう考えたとき、いかにこれをお互いストレスなく手軽に行えるかが肝になります。

Comiruはまずその点において非常に優れていると思います。保護者はほぼ100%、スマホを肌身離さず持っています。塾からの連絡は、スマホのアプリレベルで十分なのです。保護者から塾に連絡があるときも、電話よりアプリからスタッフに直接コンタクトをとる方がずっとお手軽です。コミュニケーションが手軽であればあるほど、頻度も増えます。電話やメールとは圧倒的に違います。

導入に先立って現場からの期待の声も

Comiruの導入に先立って、これからの業務がどう変わっていくかを現場に説明したところ、大変期待を持ってくれました。コミュニケーションが円滑になるのも重要ですが、現場としてはそれ以外の業務が効率化されることにも意義を感じているようです。

例えば、成績低迷などアラートが上がっている生徒の保護者とうまくコミュニケーションが取れないという課題について、これまでは生徒の状況を名簿に書き込むというアナログな運用を行なっていました。Comiruがあれば、必要なデータを入力しておきさえすれば、アラートが拾いやすくなります。タスクが見える化されることで見落としが防げます。

また、請求管理や問い合わせ対応などの教務以外の業務の効率化が格段に進むことにも期待を寄せています。教務以外にかけるマンパワーは大変なものです。これが軽減することで、社員の負担は大幅に減ります。その分、保護者コミュニケーションに比重を置くなど、業務の交通整理をしていきたいと考えています。

今後Comiruで実現したいこと、目指したい世界観


保護者との手軽なコミュニケーションが実現することで、講師やスタッフの人柄も含め、塾の中身をもっと知ってもらえるきっかけを作っていきたいと考えています。我々は「地域に求められる塾を目指す」を信条に、学習塾に求められることは何かをずっと考えてきました。これがその手段の一つなのかもしれません。

また、塾から発信する情報も、単なるお知らせに留めず、「今日こんなことがありましたよ」といった、わざわざ電話するようなことでもないけれどちょっと伝えておきたいな、というようなことを率先して発信していけるといいなと思っています。これを相互にやれば、より深い関係性が築けます。一斉配信で済むこと、あえて個別に発信することなど、適切なコミュニケーションの形を築くことが、この先大きな差になると確信しています。

今のComiruの機能は、どちらかというと個別指導塾に合いやすい仕組みになっているように思います。当塾は個別指導と集団指導を併せ持つ塾なので、それぞれでどんな活用の仕方があるか、他社の成功事例も参考にしながら検討していきたいと考えています。