【宿題管理】機能で学習効果とモチベーションを最大化!

こんにちは、6回目の登場となります、「Comiruの中の人」(もともとは塾の先生)です。

隠しているつもりはないのですが、知られざるComiruの便利機能や活用方法も今後発信していきたいと考えておりますので、参考にしていただいたり、実際に機能をご活用いただけたら幸いです。

 

時代は「アナログ」から「デジタル」へ

ここで、思い出話(今の世代にとっては既に「歴史」化)を少し…。

私が子どもの頃は「回転ダイヤル式電話機」(いわゆる黒電話)から、「押しボタン式電話機」(プッシュ式電話機)への転換期であり、スマホ以前の「携帯電話」もこの世に存在していなかった時代でした。

中学→高校→大学と進むにつれ、ポケットベル(略して「ポケベル」)携帯電話(但し、タッチパネル技術はまだ一般には普及していなかったため、プッシュ式ボタンのもの)が登場したデジタル転換期。

ポケベル時代、一部の方々は、「重さが約3kg、通話料金は6秒10円」という「ショルダーバッグのような持ち歩き可能な電話機器(ショルダーフォン)」というものを持っていましたが、普及はしませんでした。

友だちと遊ぶ際も、直接連絡をとることは当時できないため、家にある固定電話から友達の自宅の固定電話へ電話し「もしもし、○○ですけど、○○くんいますか?」と、(だいたいは「親ごし」に)友達と電話をしていた時代でした。

当時は定額制ではなく、通話にかかるコストも高いため長電話は厳禁

私が新卒時代勤めていた会社でも「3分ルール」というものがあり、電話での通話が3分を超えそうな場合は再度かけ直すという決まりでした。

生まれ育った頃からタブレットやサブスクリプション型のストリーム配信などに慣れている今の世代(いわゆる「デジタルネイティブ世代」)にこの手の話をすると「あなた原始人?」のような顔をされます。

メモ帳に手書きで連絡先電話番号を記入し、電話番号をプッシュしていた時代のため、頻繁に連絡する先は体が覚えてしまい、指が反射的に電話機の上を動いていたことを思い出します。

繰り返し繰り返しプッシュすることで、相手先の電話番号を体で学習していた、なつかしい時代のお話でした。

 

「授業」の学習効果を「宿題」で補完

さて、「授業」を受けただけで生徒の成績は上がるのでしょうか。

「宿題」に関する議論は少なくありませんが、「授業」を受けただけで「宿題」をまったくやらずに成績が上がる生徒は、経験上多くありませんでした。

授業直後に授業と同じ内容の確認テストをすれば、授業前より点数は取れるでしょうが、定着はしないからです。

人は忘れる生き物です。

かの有名な記憶に関する学術記事である「エビングハウスの忘却曲線」でも、「学習後、何もしないで1週間経つと2割程度しか覚えていない」(概略)という結果を約150年前に発表しています。

では、どうしたら定着するのでしょうか。

当たり前ですが「繰り返し」です。
(「エビングハウスの忘却曲線」でも「適切なタイミングで3回程度繰り返すことが有効」だと触れられていますが、こちらは省略します)

これを学校や塾に当てはめると「復習」や「予習」です。

しかしながら、なにも特別なことではなく、「当たり前」の学習を「当たり前」にしていれば3回は繰り返します。

学校よりも教科内容を先行学習する塾を例にとると
①塾の授業→②塾の宿題→③学校の授業→④学校の宿題→⑤定期テスト対策 …
と、少なくとも3回は同じ内容を適度な時間間隔で繰り返し学習するはずです。

これが
①塾の授業(夕食後の睡魔でうつろ)→②塾の宿題(やらない)→③学校の授業(寝る→内申点にも影響)→④学校の宿題(やらない→内申点にも影響)→⑤定期テスト対策(やっとこのタイミングで焦って一生懸命) …
だったらどうでしょうか。

言わずもがなかもしれませんが、「当たり前」のことを「当たり前」にできる生徒は、直前に焦ることなく、日頃から繰り返し学習しているため良い成績がとれます。

しかしながら、日頃の学習の蓄積もなく、直前に焦って詰め込もうとしても効果は目に見えています。(この記事をお読みいただいている先生方も肌感としてお分かりいただけると思います)

「授業」という限られた時間のみで、学習内容を「定着」させることは難しく、「定着」させるためには「宿題」も学習計画の一環としてしっかりと習慣化させることが鍵となります。

 

「宿題管理」でこんなお困りごとはありませんか?

さて、宿題管理でのお困りごとで代表的なものを挙げると
① 生徒が宿題を出さない
② 宿題提出状況をチェックシートなどに転記するのに時間がかかる
③ 宿題も紛失や個人情報的な観点から紙の管理が心配
④ 宿題返却までに時間がかかり、学習内容のフィードバックが遅くなる
などでしょうか。

①生徒が宿題を出さない
ことに関しては、「そもそも難易度が高すぎたり、やり方がわからなくて手がつけられない」、「宿題を家に忘れてしまう」、「宿題の内容を忘れてしまった」、「提出してもすぐに返却(フィードバック)されないため、出したくない」などが考えられます。

② 宿題提出状況をチェックシート等に転記するのに時間がかかる
特に集団指導に関しては、1人の講師(科目担当)が複数クラスを担当し、何百人という生徒の宿題を集めてチェックすることも少なくありません。
どっさりと机上に積まれた宿題ノートやプリントを1つ1つチェックすることは大変な時間もかかり、また、チェックシートへの転記漏れが発生することもあるでしょう。

③ 宿題も紛失やプライバシー的な観点から紙の管理が心配
宿題プリントやノートも、生徒にとってはプライバシーに関わる大切な情報です。
「集めたはいいが紛失してしまった」「どこに置いたか分からなくなってしまった」では信頼関係が崩れますし、その後の謝罪対応など、心配になりますよね。

④ 宿題返却までに時間がかかり、学習内容のフィードバックが遅くなる
「学習効果」を最大化させる鍵は「フィードバックの早さ」にあると考えています。
例えば、定期テスト・模試・受験が終わった際、通常であれば結果を1秒でも早く知りたいはずです。
「テストを受けると成績が上がる」とよく言われますが、テスト中は集中力や思考力が高まりますし、テスト直後は「すぐに答え合わせをして解法や答えを知りたい」という知的好奇心が高まっているため、記憶にも残りやすくなります。
これは「宿題」でも同じで、「マル付け・直しまでして提出する」のであればスクール側はチェックするのみですが、例えば、受験直前の小論文や英作文の添削などの場合は「いかに早く生徒にフィードバックして、数をこなすか」が重要となります。
生徒側からすると、忘れた頃に返却されても困りますよね…。

 

Comiruで「宿題管理」もなめらかに
~「分かる」から「できる」へ~

Comiruの宿題管理機能を使えば、宿題のお困りごとも解決し、学習効果の向上が期待できます。

① 生徒が宿題を出さない
まず、Comiruを利用すれば、宿題画像(コメント入力も可)の提出が24時間365日可能となりますので、「家に宿題を忘れてきた」という概念は無くなります。
もちろん「締切日時」や「宿題内容」もスクール側で入力→生徒側から確認できることから「宿題の提出日や内容を忘れてしまった」(連絡ノートへの宿題内容の記入漏れ)などもなくなります。
もし「難易度が高すぎる、やり方が分からない」などの問題であればComiruのコミュニケーション機能群をご利用いただくことで、スクールと生徒のやりとりもスムーズに解決できます。

② 宿題提出状況をチェックシートなどに転記するのに時間がかかる
「宿題管理」機能では、「どの生徒が何月何日の何時に宿題を提出したか」が記録されますので、提出状況チェックにかけていた時間がなくなります。
(※締切日時後でも宿題の提出は可能です)
さらに「宿題の提出が一番早かった生徒」にポイントを付与する・表彰するなど、生徒のモチベーションアップにも活用できます。
スクール側のコメントや声がけにより努力を褒め、「先生がきちんと努力を見てくれている」という安心感「がんばれば報われる」という生徒の自己肯定感を高めることで、その後の生徒の自立自走にもつながります。

③ 宿題も紛失や個人情報的な観点から紙の管理が心配
当然のことながら、生徒の宿題画像情報はComiruのサーバー上に保存され、ノートやプリントで宿題を課した際も生徒の手元に現物は残るため、紛失の心配はありません
また、画像での提出になるため「テスト直前だから、自主学習ノートは手元に取っておいて学習したい」などのニーズにも対応できます。

④ 宿題返却までに時間がかかり、学習内容のフィードバックが遅くなる
学習効果を最大化させるためには、フィードバックの早さが重要であることは述べた通りです。
「宿題管理」機能では生徒側から24時間365日宿題提出も可能ですが、スクール側からも24時間365日フィードバックの画像やコメントの返信が可能です。

たとえば小論文や英作文であれば、
・生徒が提出した宿題画像上に、スクール側で画像編集ソフトを使い、文法や表現上好ましいフィードバックを朱書きなどして上書き保存し、画像をコメントとともにフィードバック
・印刷で生徒の宿題画像を刷り出して添削や採点をし、モバイル端末で撮影し、画像をコメントとともにフィードバック
など、生徒がスクールに来校せずとも宿題まわりの一連のやりとりが可能なため、フィードバックにかかる時間は大幅に短縮が可能です。

また、画像を撮影するためプリントやノートの原本は生徒の手元に残ることから、紛失の心配もなく、手持ちのプリントやノートはそのまま生徒の解き直し作業などにも活用できます。

クラスや講師ごとに宿題フォルダを分けて作成し、対象講師や生徒の指定ができるため、宿題まわりの作業もComiruなら一元管理が可能です。

さらに、教材と期間が予め決まっている学習であれば、「進捗管理」(生徒側では「学習計画」)機能を併用することで、宿題を含む家庭学習の「努力を可視化」し、さらなるモチベーションアップにつなげることも…。

「進捗管理」機能で「努力の可視化」をしませんか?
https://comimag.jp/article/406

 

Comiruでスクール業務まわりに関するお困りごとは一挙に解決!

地域の生徒・保護者さまからスクールへのロイヤリティ向上、また、地域でのさらなる発展に向け、「宿題管理」機能をはじめ、「教えるをなめらかに」するComiruの機能群をぜひご活用ください!

また、「中の人」として、以下のComiru機能活用記事も過去に執筆しておりますので、ぜひぜひご覧ください。

「面談記録」機能を活用しよう!~Comiru機能で面談まわりを一元管理~
https://comimag.jp/article/180

「見込顧客管理」機能で集客をなめらかに ~24時間365日受付できますか!?~
https://comimag.jp/article/234
※今回紹介した「体験記」機能も含め、一部機能を除きComiruFREEプランでもご利用いただける機能です

「予約管理」機能の活用で面談・イベント予約を「なめらか」に
https://comimag.jp/article/331

「進捗管理」機能で「努力の可視化」をしませんか?
https://comimag.jp/article/406

「体験記」という賢者の贈り物
https://comimag.jp/article/427

各機能について、Comiru(ComiruFREEプラン含む)ご契約スクールさまであれば「ヘルプ」>「各種マニュアル・テンプレート」から、生徒・保護者さま用も含め詳細なマニュアルをご覧いただけます。

Comiru機能のサービス資料は以下のリンクから無料でダウンロードいただけます
https://comiru.jp/request

 

「宿題管理」機能をはじめとする各機能のご不明点がありましたら、以下のリンクから弊社までお気軽にお問い合わせください!
https://comiru.jp/support
(↑「お問い合わせ区分」>「運用に関する相談」から、Comiru運用相談についても受付可能です!)