未来を拓く【成績管理】

「Comiruの中の人」です。

年度の集大成でも、始まりでもある、受験期・新年度集客期が一段落し、定期テスト対策や夏期講習会に向けた集客計画を立て始める時期ですね。

また、新しい年度を迎えた生徒たちがスクールでの生活にも慣れはじめ、夏に向けた課題や目標を共有する面談時期でもありますね。

面談まわりでお役に立てる機能の紹介は以下の記事にて紹介しておりますので、ぜひご活用ください。

「面談記録」機能を活用しよう!~Comiru機能で面談まわりを一元管理~
https://comimag.jp/article/180

今回、ちょっと時期はズレますが、受験に対して塾講師として感じていたことや、受験期~新年度におこなっていたルーティンを実体験中心に紹介したいと思っております。
( 今回の記事は2月に書きかけていたのですが、その後着手できずにこの時期の公開となってしまいました。…が、過去の生徒たちの受験期を思い出しながら、また現在の生徒たちの受験期を思い描きながら拝読いただけたら幸いです。 )

1月~3月の受験期は、先生方も生徒たちも息を呑む「ワクワク」とも「ゾクゾク」とも表現し難い緊張感に包まれた悲喜こもごもな時期だろうと察します。

スクールにとっても、通っている生徒たちにとっても、まさに「集大成」であり、人生の「通過点」です。
(「ゴール」と表現すると、そこで終わってしまう感があるので、私は「通過点」と呼んでいます。)

 

受験の「その後」につながる『宝の経験』とは?

塾の先生として、願うは「塾生の100%第一志望校合格」だと思いますが、集団指導塾で教鞭をとっていた時代、一発勝負の志望校(国公立)を含む受験校に受験生全員を合格させることは容易ではなく、担当生徒全員が第一志望校に合格したという経験は、私も教師人生で2度しかありません。

例え100名中99人が志望校に合格したとしても、1人が不合格となれば、その年はすっきり過ごせず、「もっと何かできたことがあったんじゃないか…」と、毎年受験と並行して始まる新年度にかけて悶々とした日々を過ごしたものでした。

そして、塾の先生として年度最後、かつ、最重要だと感じていた仕事は「不合格者対応」でした。

過去の高校受験では、直前期の模試の偏差値が15ポイント以上乖離した2月の都内私立高校受験がすべて不合格となり、すべての受験終了後、塾に顔を出すどころか、部屋に引きこもり電話にさえも出てくれないような塾生もいました。

もちろん「おさえ」を作った上でのチャレンジです。

手紙を書いたり、保護者さまに生徒本人を説得いただき、なんとか面談にこぎつけ「前向き」にさせてきました。

「『並大抵の努力では決して太刀打ちできない【高い目標】に向けてがむしゃらに努力し、挑戦した経験』を忘れるな」と。

「高校受験は『通過点』でしかなく、不合格の悔しさは誰もが必ず経験できるわけではない、この悔しい『宝の経験』を決して忘れずに、次は絶対リベンジしよう…」と。

その後、実際に悔しい思いをした卒塾生たちが、その後の受験などでリベンジを果たし、報告の挨拶で来訪してくれたときや、お手紙をもらったときにようやく悶々とした気持ちが晴れ、「この子に対する仕事ができた…」と思うわけです。

ほとんどの子どもたちにとって、人生で初めての「壁」となるのが中学受験・高校受験。

受験という「壁」と真剣に対峙することで得られる経験次第で「その後」の夢や目標に対する考え方や姿勢も左右すると信じてきました。

「どんなに高い目標でもあきらめずに、目の色を変えて最後の最後まで努力する受験生の姿」を見るたび、受験の「その先」にある生徒たちの「輝く未来」が脳裏に浮かび、教師冥利に尽きるものでした。

「成績向上」と「志望校合格」が塾の先生としての使命である以上、このようなことは言うべきではないのかもしれませんが、人生という長いスパンで考えたとき、将来的に「合格」よりも価値のある「不合格」があってもいいんじゃないか…と、受験生たちの悲喜こもごもの日々に寄り添いながら、生徒・保護者さまの前で真面目に語っていました。

もちろん、関係性もないうちにそんな発言をしたら、塾の先生としての使命を放棄する無責任な発言ともとらわれかねないので、それまでに築き上げてきた実績や、生徒・保護者さまとの関係性があったからこそ言えたことです。

 

成績向上のために大切なこと

「運動会」などが良い例ですが、人は元来「競争」が好きなので、スクールという個の集合体で「競争原理」を働かせることは「成績向上」には非常に有効だと感じています。

大切なことは、「学校や模試での成績上位者」だけでなく、きちんと塾生全員の「努力」を評価するということです。

たとえば私の場合は、中学生入塾時には、日々の授業や宿題で間違えた問題のみを書き写した「解き直しノート」で問題を解き直すよう指示していたのですが、そこで解き直したページ数や、「前回のテストからの得点アップ率」など、「誰でも努力すればスポットライトを当てられる」よう工夫して表彰していました。

また、Comiruの「進捗管理」(生徒・保護者側では「学習計画」)機能を活用することで、学習時間や進捗単元数などでの評価も可能となります。

私は成績を向上するには「勉強する」→「成績向上」→「やる気が出る」の3つの要素の循環があると考えていますが、その中でも、最も重要で着手しやすい要素は「勉強する」だと思います。

いきなり「やる気が出てばりばり勉強する」、いきなり「何もせずに成績が上がってやる気が出て勉強する」ことはごくごく稀で、「勉強するからこそ→成績が上がり→やる気が出て→さらに勉強する」というサイクルです。

「努力の可視化」方法についても触れている「進捗管理」(学習計画)機能の活用記事は、以下をご参照ください。

「進捗管理」機能で「努力の可視化」をしませんか?
https://comimag.jp/article/406

 

成績管理でこんなお困りごとはございませんか?

さて、スクール運営の核となる「成績向上」ですが、こんなお困りごとはございませんか?

① 成績は非常に機微な個人情報のため紙面での管理はセキュリティ的に心配
② 紙面でファイリングしていたため、過去の成績一覧や推移などが分かりづらい
③ 定期テストは返却タイミングがバラバラで
  紙でのやりとりのため成績の吸い上げに時間がかかる
④ 通信簿を既に学校に返却してしまい、内申点の把握ができなかった
⑤ 成績把握が遅れ、成績低下のためフォローが遅れ退塾となってしまった

Comiruの「成績管理」機能なら、上記すべてのお困りごとが解決可能です。

① 成績は非常に機微な個人情報のため紙面での管理はセキュリティ的に心配
② 紙面でファイリングしていたため、過去の成績一覧や推移などが分かりづらい

... Comiruの「成績管理」機能を活用すれば、入力したデータはセキュリティ万全のクラウド上に保存され、過去の成績を一瞬で検索できます。

紙で回収した成績を紛失してしまうなどの心配もありません。

また、成績推移の折れ線グラフや、科目ごとに平均点との乖離も表示できるため、分析や面談での説明にも活用できます。

③ 定期テストは返却タイミングがバラバラで
  紙でのやりとりのため成績の吸い上げに時間がかかる
④ 通信簿を既に学校に返却してしまい、内申点の把握ができなかった
⑤ 成績把握が遅れ、成績低下のためフォローが遅れ退塾となってしまった

… これらはすべて「成績の吸い上げ」に共通する問題となります。

たとえば「定期テスト」であれば、学校によっては定期テスト結果を
科目担当の先生が授業ごとに返却後
  (よって、クラスによって返却タイミングはバラバラ)
② 成績一覧を生徒ごとに印刷した個票を配布
されることもあります。

ただ、成績が出揃った②のタイミングで成績を把握することは、タイミングとして時期を逸しているかもしれません。

「テスト」は終了直後の課題把握と解き直しが「フォロー」の意味合いとしても、「成績を上げる最大のチャンス」としても重要なので、①の段階で成績を吸い上げてフォローできたら課題の克服にもつながりますし、思ったような結果が出なかったことでの「退塾防止」にもつながります。

場合によっては、試験の難易度が高く平均点が低いため、表面上の「得点」は下がっていても、「偏差値」と「順位」は上がっている場合もありますが、そこも説明しないとショックを受けて退塾につながる可能性もあります。

たとえば、模試の場合などはターゲット層により問題の難易度が全く異なるため、「得点」や「偏差値」の意味合いも大きく異なり、「順位」のみが重要な場合もあります。

中学受験未経験の保護者さまの場合などは、中学受験で代表的な模試の「得点」や「偏差値」を見て、最初は青ざめる方が多いのも、「受験者層」や「偏差値」の出方などの知識がないからであり、保護者説明会や面談時にフォローが必要なことは言うまでもありません。

 

「成績管理」機能でタイムリーな成績把握とフォローを!

そこで、「成績の吸い上げ」にかかるお悩みを解決する「成績管理」イチオシ機能が「入力依頼」です。

「入力依頼」では、「定期テスト」や「外部模試」「内申点」で成績の空枠のみ作成しておき、生徒・保護者さまに「入力依頼」を送信することで、生徒本人や保護者さまがスマホでカンタンに成績を入力できます。

また「点数」「満点」「平均」「偏差値」「順位」から入力を依頼する項目の設定や、入力が完了したテストに関しては、以降「入力依頼」設定をはずすことで入力を制限することも可能です。

生徒・保護者さまが成績を入力・保存後直後に「成績管理」機能にも反映されるので、これまで「定期テスト」の成績吸い上げ時には

① 得点や順位などの記入用紙(または個人カルテ)を作成・印刷し、生徒に配布
② 生徒・保護者さまが成績を上記紙面に転記し
  成績が判明したものからスクールに提出

③ 提出された成績を紙面に転記や、パソコンで表計算ソフトなどに入力
④ すべての成績が判明するまで①~③を繰り返す
( ※ 外部模試など「帳票一覧」「CSVデータ」が一括で手に入るものを除く)

と、膨大なやりとりと手間が発生していた業務が一瞬で完了します。

また、未入力項目がある場合も、Comiruの「お問い合わせ」機能をはじめとするコミュニケーション機能があるため、入力の催促もスムーズです。

入力した成績データは「CSVダウンロード」も可能なので、成績傾向の分析や、チラシやDM作成時の「塾生の平均点は〇〇中学校平均点より+〇〇点!」など訴求数値を作る際にも活用できます。

 

Comiruでスクール業務まわりに関するお困りごとは一挙に解決!

地域の生徒・保護者さまからスクールへのロイヤリティ向上、また、地域でのさらなる発展に向け、「成績管理」機能をはじめ、「教えるをなめらかに」するComiruの機能群をぜひご活用ください!

また、「中の人」として、以下のComiru機能活用記事も過去に執筆しておりますので、ぜひぜひご覧ください。

「面談記録」機能を活用しよう!~Comiru機能で面談まわりを一元管理~
https://comimag.jp/article/180

「見込顧客管理」機能で集客をなめらかに ~24時間365日受付できますか!?~
https://comimag.jp/article/234
※ComiruFREEプランでもご利用いただける機能です

「予約管理」機能の活用で面談・イベント予約を「なめらか」に
https://comimag.jp/article/331

「進捗管理」機能で「努力の可視化」をしませんか?
https://comimag.jp/article/406

「体験記」という賢者の贈り物
https://comimag.jp/article/427

「宿題管理」機能で学習効果とモチベーションを最大化!
https://comimag.jp/article/524

「共同購買」「チラシ印刷」で輝く未来へ
https://comimag.jp/article/567

各機能について、Comiru(ComiruFREEプラン含む)ご契約スクールさまであれば「ヘルプ」>「各種マニュアル・テンプレート」から、生徒・保護者さま用も含め詳細なマニュアルをご覧いただけます。

Comiru機能のサービス資料は以下のリンクから無料でダウンロードいただけます
https://comiru.jp/request

「成績管理」機能をはじめとする各機能のご不明点がありましたら、以下のリンクから弊社までお気軽にお問い合わせください!
https://comiru.jp/support
(↑「お問い合わせ区分」>「運用に関する相談」から、Comiru運用相談についても受付可能です!)