Comiru導入前の研修では、現場の社員から「早く使いたい」という声が多くあがるほどでした。

個別指導塾 サクラサクセス

お名前 代表取締役社長  岩田 佳晃 氏
本社 島根県海松江市
対象 小学生、中学生、高校生
個別指導

課題 保護者とのコミュニケーション強化に伴う、システムの決定。またそのシステムを「活用」にのせること 効果 現場から早く使いたいという声があがるシステムの導入。また自社既存システムとの接続まで見越した、現場での活用。

個別指導塾サクラサクセスの紹介

2010年創業。山陰、関西と九州に教室を展開。小学生から高校生までを対象に、「一人ひとりにベストな環境」を与えるという方針のもと、『マンツーマン』・『受け放題』・『映像授業』・『速読講座』など様々な個別指導から、それぞれの生徒にあったスタイルで授業を進めるのが特長。公立高校入試では、第一志望校合格率93.6%2019年)の高い実績を誇る。 

IT化は既定路線。それでも新しいツールの導入には慎重でした。

他塾の先生からの紹介でComiruのことをしりました。「塾目線の、使いやすいサービスがあるよ」と。ちょうどその頃、弊社では保護者とのコミュニケーションに力をいれていこうという方針を明確にしたところでした。そこで、それに適したシステムを探していたのです。 

POPERの担当の方にお会いして詳しく話を聞いてからは、保護者とのコミュニケーションの重要性にいっそう気づかされました。そして、早急に取り組む必要があると感じるようになりました。そしてもちろん、それ以外の機能も含めてComiruに強い関心をもちました。

しかしその一方で、私たちの塾はすでに一部の業務について自社で基幹システムを構築してITの活用を進めていました。だから会社にとってITの導入・活用自体は当たり前のこと。だた、「導入」を決めたとしても、それを会社全体で「活用」できるようになるには時間がかかることも経験上わかっていました。 


導入するために必要なのは、現場の「これはいい」という実感

 そのため、Comiruの長所やメリットについてはよく理解をしたつもりでしたが、それでも導入をするためには現場の講師たちの「これはいい」という実感がなければならないと思いました。

というのは、新しいシステムの導入は、現場にとってはどうしても負荷として捉えられることもあるからです。たとえそれを使うことでメリットがありそうだと感じていても、「これまでやっていないことをやる」のは、「これまでと同じ」よりは負担が増えることになるので、これは仕方がないことだと思います。そしてそこには多少のネガティブな気持ちが生まれることもあり得るでしょう。そうなってしまうのは本意ではありません。

そこで、できるだけそうしたことが起きないよう、POPERの方に導入前にトライアルの期間を設けていただきました。現場の教室長に使ってもらい、一人ひとりにComiruを活用できるイメージを持ってもらった上で導入をしよう、と。

だからこそだったのだと思います。導入を決めてから現場の講師に研修を行った際には、「早くComiruを使いたい」という声があがるほどでした。 


ベンダーに期待していたのはパートナーシップ

では、なぜそこまで慎重だったか。それは言うまでもないことかもしれませんが、日常の業務をIT化するということは、そのシステムが私たちの業務フローの一部を担うということだからです。事業運営に対して「関与度」が非常に高くなるわけです。そのため、システムのベンダーは、事業に対して当事者意識のある「パートナー」であったほしいというのが発注側としての思いでした。POPERさんはまさにその思いに叶う会社でした。

先にお話したように、弊社は自社でもシステムを構築していました。そのため、今後はComiruと基幹システムの連携もお願いする予定です。さらには、「ボタンの位置を変えて欲しい」などの現場からの細かな改善の要望もあります。ですからComiruを導入してからも、現場にとってより使いやすいものにするためにパートナーシップを発揮していただきたいと思っています。もちろん、すでに信頼感は持っています。POPERさんはそれに十分応えてくださるだろう、と。

Comiruの導入によって、短期・中期的にはこれまで印刷をして各ご家庭に郵送していたものをComiruで代替することでコストや工数の削減、保護者の方とのコミュニケーションの円滑化を実現できると思っていました。

ただ、それだけではありません。中期・長期的にはコミュニケーションの良化による退塾率を下げる効果や、指導報告などの蓄積データによって、より良い指導を確立していくことをめざしています。だからこそ、現場にもComiruのメリットを実感してもらってスムーズな導入を意図していました。今回、それが実現でき、会社にとっても大きな一歩を踏み出せたと思っています。