夏期講習直後にこれをやらないと生徒数に影響が!?生徒のフォローの仕方と数字の振り返り

監修いただいた先生

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夏期講習が終了したら、内部生には夏期講習の振り返りや2学期以降の成績UPにつながるフォロー、外部から来た講習生には、指導結果報告を兼ねた保護者面談や入塾フォローなど、やることは盛りだくさん。生徒たちの夏休みが終わっても、しばらく塾は大忙しでしょう。

そんな状況を少しでも改善するべく、夏期講習終了後に必ず対応するべきことを解説していきます。

夏期講習の成果は夏休み明けテストや模試、2学期中間テストに表れる

 

夏期講習は、今夏にこういう内容で学習をするので申し込んでくださいね、というシステムです。保護者は期待値に対してお金を払うわけですから、夏期講習が終わったときに、お金を払う価値があったと思ってもらう必要があります

 

この時の価値とは、目に見える成果、数字です。「夏休みに一生懸命勉強したみたいで、よかったよかった」とはなりません。夏期講習の成果は、夏休み明けテストや直近の模試、2学期の中間テストで表れてくるでしょう。夏期講習が終わった日ではないのです。その前提で、講習後こそ気を引き締めて対応しなければ、「あれだけお金を払ったのに結果が出なかった!」ということになりかねないのです。

 

夏期講習後には、生徒に振り返りシートを書かせると良いでしょう。自分が何をどのくらいがんばったのか、講習中に見つかった課題と今後の対策など、具体的に、自分の言葉で書かせます。生徒の中には「特に書くことないよ」なんて言う子もいるかもしれませんから、「できたこと、一つはあるよね、この問題が解けたよね?」なんてフォローしながら(笑)。それを保護者に共有すれば、実りある夏期講習だったことを実感してもらえると思います。

 

夏期講習中の対応でその後の保護者満足度が変わる

 

夏期講習後の保護者満足度を高めるために、講習中にやるべきこともあります。それは、どれだけ本人ががんばったかをこまめに報告することです。Comiruのような手軽なコミュニケーションツールがあれば、授業中の様子を写真に撮って送ったり、小テストの結果とアドバイスを送るなどもいいでしょう。

生徒のがんばりを可視化するアクションが、保護者の満足度向上につながります。子どもたちもお家の方に褒めてもらえるチャンスですね。

 

個別指導では提案内容に対する的確な報告が鉄則

 

個別指導の場合は大学生の講師が授業を受け持つことが多いでしょう。その場合は、講師と生徒がそれぞれ夏期講習中の学習を振り返り、報告書を作成しましょう。集団指導と違って、個別指導は塾からの提案に基づくオーダーメイドの授業です。それに対して、何がどこまでできるようになったのかを報告するところまでが講習代に含まれていると考えてください。もちろん、報告書の内容は教室長が全て目を通してください。

 

また、優先順位付けの結果、夏期講習で盛り込めなかった内容があったとしたら、夏休みまでに取りこぼした内容として2学期に再提案してみてもいいかもしれません。

 

外部生の「夏休みだけ」を鵜呑みにしない

 

夏期講習に参加した外部生の保護者は「夏休みだけ」のつもりかもしれません。しかし、その言葉を鵜呑みにしてはいけません。子どもが引き続き通塾したいと言えば大抵の親はお金を払うものです。勉強したい!と言う前向きな意向に、反対する親はなかなかいませんよね。

 

サービス業である学習塾が、顧客満足にコミットするならば、顧客である保護者の満足の内容を、「夏休みに学習する機会があってよかった」で終わらせるのではなく、「夏期講習をきっかけに子どもの学習意欲が高まった」というところまで持っていく必要があるのです。

 

ということは、夏期講習だけのつもりでやってきた生徒に、自塾を気に入ってもらえるような取り組みが、何をおいても大切になります。

 

入塾へ繋げたい外部生へのアプローチ

 

集団指導塾に来た外部生にとって、クラスに馴染めるか、居心地が良いと感じられるかが、入塾を決める最大のポイントです。たとえば、挙手や発言がしにくい外部生に対して、あえて解けそうな問題を当てて褒める、みんなで認めてあげる、というようなおもてなしもいいかもしれません。

また、生徒同士が仲良くなるような学習の仕方、例えばグループワークなどの体験を取り入れるのもいいでしょう。できれば、保護者にもその様子を写真などで共有してください。

 

個別指導塾に来る外部生は、算数だけ、英語の文法だけというように、苦手克服のためだけにやってくることがほとんどです。目の前の課題解決も大切ですが、それだけやっても、次に繋がるわけではありませんよね。過去の課題がクリアできたに過ぎません。そのことを、生徒と保護者にきちんと伝えましょう。伝え方は以下を参考にしてください。

 

現状の報告

・苦手な分野の問題が解けるようになった

・夏休みのがんばりで学習のリズムができてきた

 

今後の課題

・9月以降もリズムを崩さずがんばってほしい

・この先また苦手な分野や、応用問題に太刀打ちできないことはあるはず

 

夏期講習でおしまいにしない

 

外部生へのコミュニケーションのポイントは、夏期講習の最終日に、これでおしまい!という風にしてしまわないことです。もしかしたら9月以降来るかもしれないから、といって宿題を出したり、今後の自宅学習のアドバイスをその生徒用に作成して渡すなど、ちょっとしたことですが、受け取る生徒本人や保護者の印象も変わると思います。

 

授業中に、2学期以降の学習を意識した会話を入れるのもいいかもしれません。今は平面だけど次は立体になるよ、など、煽るわけではないですが、先の予定を知らせることにも意味があります。

 

塾運営の振り返りも忘れずに

 

生徒のフォローもさることながら、塾運営の観点での振り返りも抜かりなく行いましょう。折込チラシやポスティングなど、広告宣伝費をかけた場合は、その一つ一つに対して正確な効果測定を実施しましょう。来年度予算の投下量・配分の判断のためです。集客経路はなるべく細かく分析しましょう。

 

また、外部生のフォローについてお伝えしましたが、彼らの入塾率は必ず把握してください。その際、最終的な入塾判断はどのタイミングだったのか、それまでに保護者と何回接触したのか、などのデータもあると、今後の塾運営に必ず役立ちます。



いかがでしたか?夏期講習が終わっても、塾運営側の夏休みは一向に終わりそうにありません(笑)。しかしながら、塾にとってみれば、夏期講習は生徒獲得の天王山でもあります。生徒や保護者のためのちょっとした努力が次につながると信じて、もうしばらく走り続けてみてください。