会社の仕組みを一般的な考えに合わせていく柔軟な発想も時には重要

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Comiruの人事労務管理システム「ComiruHR」は、シフト管理や勤怠管理、給与管理まで講師管理に関わる業務を一元管理することが可能です。今回は「ComiruBASIC」のご利用から「ComiruHR」の追加導入を決めた東大セミナー様の事例をご紹介します。

東大セミナー様

お名前:専務取締役 塩谷 浩一

本社:石川県金沢市

対象:小学生から高校生まで(集団指導・個別指導)


塩谷様ご紹介文

1994年に学習塾東大セミナーを運営する株式会社日本エルデイアイに入社。2000年、個別指導部門の立ち上げを担当。現在専務取締役として全教室の運営を担っている。

東大セミナーの紹介

東大セミナーは金沢市・野々市市・白山市を中心に展開している創業36年の学習塾。社会に出ても「自ら課題を発見し、自ら解決する」学び続けられる人材を育成するために、保護者と塾が一体となった「コーチング」で生徒一人一人と向き合い、可能性を引き出していくことを目指している。通常コースと組み合わせてプログラミングやオンライン英会話のコースも設置。

 

▼ComiruHR導入前の課題

  • 講師の勤怠管理と給与管理をそれぞれ別のシステムで管理、集計作業に時間がかかっていた
  • 印刷した給与明細を封入して手渡ししていた

▼ComiruHR導入の決め手

  • 講師の勤怠管理と給与管理のシステム一本化
  • ComiruHRの使い勝手の良さ

 

アナログからデジタルへ、老舗学習塾の挑戦

 

当塾は創業36年の学習塾で、脈々とアナログな作業を行ってきたところがありますが、保護者コミュニケーションの改善や、指導報告書のデジタル化など、いよいよシステム化を推進しないことには時代に乗り遅れてしまうという危機感を感じるようになりました。

 

まず行ったことは、保護者コミュニケーションのデジタル化です。ComiruBASICを導入し、保護者への連絡、指導報告書を完全にシステム化しました。コミュニケーション以外にも、口座振替、入退室管理機能など、保護者にとっても塾側にとっても、その効果はとても大きなものでした。

 

<関連記事>Comiruで保護者・教室・本部の三方よしが実現!スムーズな導入と安定運用の秘訣とは

 

勤怠管理と給与管理の一元化へ

 

これを受けて、講師の勤怠管理、給与管理についてもシステムの見直しを行うことになりました。それまでは、勤怠管理は独自のシステムで、給与管理はまた別のシステムを使用していました。それぞれのシステムからCSV形式でデータを抽出し、マッチングして集計するという作業に非常に時間がかかる上に、2つ分のシステム費用がかさみ、生徒数も増え、これらの一本化は急務というところまで来ていました。

 

そこで白羽の矢が立ったのが、ComiruHRでした。ComiruBASICは使い勝手がいいという体験をしているため、ComiruHRの導入はとてもスムーズでした。

 

ComiruHR導入の効果は大きく、集計作業は半減、システムコストも大幅に減少しました。また、給与明細が本部から講師のスマホに通知されるというのは当塾にとっては劇的な変化でした。

これまでは、本部で給与明細を印刷をして封入し、教室長がまとめて取りに来て、講師に手渡しする、という実にアナログな工程を踏んでいたのです。限られたエリアで開校していたからできていましたが、これではエリア展開を考えたときに現実的ではありませんね。

 

 

システム化で複雑な給与形態がシンプルに

 

学習塾の給与形態はかなり複雑です。講師ごとに時給は異なる上に、例えばコマ給の数が20や30なんてこともありますし、同じ講師でも指導内容で時給が変わることもあります。複雑になればなるほど管理コストがかかります。これをシステム導入によってどのくらい効率化できるのか、ということになります。

 

実は、当塾では、ComiruHR導入のタイミングで複雑な給与形態を整理しようと考えていました。一般的なシステムで対応できない給与形態はあまり良い状態ではありません。ComiruHR導入後はなるべくシンプルに給与計算できるように改善していきました

 

自社の都合に合わせてシステムをどんどんカスタマイズするのではなく、会社の仕組みを一般的な考えに合わせていく。そんな柔軟な発想も、時には大切ではないかと思います。

 

 

Comiruだけで安定運用が可能に。相談窓口があることも安心

 

現在は、ComiruHRとComiruBASICの両輪ですべての業務が効率よく回っています。Comiruの良いところは、機能面だけでなく、もっとこうしたい、こんな機能があるといいという意見を言えることです。

 

これは、当塾のためにカスタマイズして欲しいということではなく、Comiruを導入している学習塾・スクール全体の課題を吸い上げてくれる仕組みがあるのは、業界にとってとても良いことだと思います。東大セミナーは、Comiruの機能に合わせて作業フローを設定しているので、あまり要望はないのですが(笑)

 

導入による成果は東大セミナーにおける実績であり、導入時の事業規模や運用状況によって異なります。

 

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