
出欠管理や月謝の請求、保護者との連絡など、塾運営には日々こまごまとした業務がつきものです。
属人化しがちなこれらの業務を、システムでまとめて管理できたら……と情報収集を始めた方も多いのではないでしょうか。

- ツール間の情報の共有が出来ていない(ためコピペしている)
例)引き落としをかけて、未納者に連絡するのに、未納金額を別のツールに打ち込んでいる - 出欠管理と保護者連絡がバラバラのツールになっている
例)振替の連絡をもらって表に書き溜め、調整後にまたツールに日程を打ち込んで連絡している - 指導報告書を紙で作成していて、負担が大きい
例)字のきれいさを保護者に指摘されてしまう…
例)前回授業の内容は教室でファイルを開かないと確認できない - 今使っているシステムのアップデートが止まっていて、現場の要望が反映されない
- 複数の教室を運営していて、教室ごとに運用がバラバラになっている
1つでも当てはまるものがあれば、今のシステムを一度見直してみるタイミングです。
塾管理システムについて調べていると、機能や料金が似ていて「結局どれがいいの?」と迷ってしまう方も多いと思います。
この記事では、単なる機能・料金の比較だけでなく、失敗しないための選び方のポイントや、実際の乗り換え事例も交えながら、塾管理システムの選び方を解説します。
塾管理システムとは
塾管理システムとは、出欠管理・請求決済・保護者連絡・指導報告といった、塾やスクールの運営に欠かせない業務をひとつにまとめて管理できるシステムのことです。
これまで紙やExcel※1、複数の連絡ツールに分かれていた情報を一元化できるため、確認や転記にかかっていた手間を減らし、講師やスタッフが指導や生徒対応により多くの時間を使えるようになります。
サービスによってカバーする範囲はさまざまですが、代表的には次のような機能が含まれます。
- 出欠管理・入退室管理
- 請求・決済(口座振替、クレジットカード決済など)
- 保護者への一斉連絡・個別メッセージ
- 欠席・振替の受付、面談予約
- 時間割・授業スケジュールの管理
- 指導報告書の作成・共有
- 生徒情報・成績の管理
「今のやり方でも教室は回っている」という方でも、生徒数が増えるにつれて確認や連絡にかかる時間は少しずつ積み重なり、気づかないうちに負担が大きくなっていることがあります。
まずは自塾の業務のどこに一番手間がかかっているかを整理してみると、システムに求める機能も見えやすくなります。
塾管理システムを選ぶ際に見るべきポイント
機能範囲
出欠管理、請求・決済、保護者連絡、指導報告など、どこまでの業務をカバーしているかは基本の確認ポイントです。
「自塾が今、困っている業務」を解決できる部分と、将来的に生徒数が増えてきた場合や運用を変更した場合にも対応ができるかを軸に見るのがおすすめです。
複数機能をまとめて使えるか
出欠管理はこのツール、請求はこのツール、連絡はこのツール……と機能ごとに単機能のツールを使い分けていると、その都度別の画面に移動したり、同じ情報を何度も入力し直したりする手間が発生します。
複数の機能をひとつのシステムでまとめて使えるものを選ぶのがおすすめです。
情報が一元化されることで、二重入力や確認漏れも防ぎやすくなります。
料金体系
生徒数に応じた課金か、教室単位の定額かなど、料金の仕組みはサービスによって異なります。
決済手数料やオプション費用も含めたトータルコストで比較しましょう。
使い勝手
「振替」と一言にいっても、そのルールは教室によってさまざまです。
「何日前まで振替可能か」「当日欠席は振替不可にするか」など、自塾独自のルールに合わせて設定できるかどうかで、使い勝手は大きく変わってきます。
個別指導、集団授業、英会話やプログラミングなど習い事全般まで、得意とする業態はサービスごとに異なるので、自塾に近い規模・業態での導入実績があると、より安心して選べます。
サポート体制
ツールは契約して終わりではありません。
教室に合わせて設定を整え、講師や保護者など関係者に使ってもらえる状態まで定着させていくことが重要です。
そのため、導入時の設定サポートや、運用開始後の問い合わせ対応の手厚さは、定着できるかどうかを左右する重要な要素です。
継続的に進化する体制があるか
教育現場のニーズや保護者とのコミュニケーションのあり方は、ここ数年でも大きく変化しています。導入時点の機能だけを見て選んでしまうと、数年後には現場の要望に合わなくなってしまうかもしれません。「今どんな機能があるか」だけでなく、「利用者の声を反映して機能をアップデートし続ける体制があるか」も、選ぶ際にぜひ確認してほしいポイントです。
\自塾に合うシステムか、確認してみませんか/
Comiruなら出欠・請求決済・保護者連絡・指導報告まで、ひとつの画面で管理できます。
まずはサービス資料でどんなことができるか確認してみませんか。
塾管理システム9選
Comiru
運営:株式会社POPER。
出欠管理・保護者連絡・請求決済・指導報告・学習管理・集客支援までを一つの画面で行えるオールインワン型の塾管理システムです。
生徒数の規模を問わず、個別指導・集団授業・オンライン指導など幅広い業態の教室で利用されています。
- 導入教室数7,100教室以上、利用生徒数51万人以上(2026年1月時点)
- 出欠・請求決済・保護者連絡・指導報告・学習管理・集客支援まで幅広くカバーするオールインワン型
- 口座振替・クレジットカード決済に対応し、決済から未納連絡までを一画面で管理
- 50名以上の体制で日々機能改善を検討し、定期的にアップデートを実施
- 有償プランではカスタマイズ開発・API連携にも対応
スクパス(SCHPASS)
運営:株式会社ユアネット。
2020年に現役塾講師の声から生まれた、学習塾・スクール・教育施設向けの管理システム。
お知らせ、面談予約、成績管理、アンケート、オンライン授業、指導報告書、座席表、請求書、口座振替・クレジットカード決済、入退室管理など18種類の機能から、教室に必要なものだけを選んで契約できる点が特徴です。
- 現役塾講師の声から生まれたツールで、チャット連絡・請求書送付・面談予約・振替連絡などの日常業務をアプリひとつで完結
- 必要な機能だけを選べる料金設計で、生徒1人あたり月額190円〜、全機能を契約しても月額最大290円(公式サイトより)
- サービス開始以降、実際に毎月約10件のアップデートを実施(公式サイトより)
- 塾・英会話・スポーツ教室・学童・フリースクールなど幅広い業態で導入
- 利用者数75万人以上(公式サイトより)
ヨリソル
運営:株式会社プラスアルファ・コンサルティング。
「学校内のデータを見える化し、教育の質向上を支援する」ことを掲げるスクールマネジメントシステムです。
塾単体というより、小・中・高等学校、大学、専門学校、教育委員会、保育・幼稚園まで含めた教育機関全体を対象にしている点が他社と異なります。
- 学生理解(アンケート分析・学修成果可視化・退学防止)、教職員理解(人事・勤怠・スキル評価)、LMS機能(課題・出欠管理)、進路サポートの4カテゴリーで構成
- 複数システムに分かれたデータを一元化し、テキストマイニング機能で分析できる点が強み
- 4,000社超の支援実績を持つサポートチームが対応し、申し込みから2〜3営業日で利用開始可能(公式サイトより)
- 料金体系の詳細は非公開で、資料請求・問い合わせが必要
hacomono for school
運営:株式会社hacomono。
もとはフィットネスクラブやヨガスタジオなどウェルネス業界向けが主軸のSaaSで、運動系スクール向けにも展開しているサービスです。
入会・決済・振替の手続きを、保護者・生徒側のマイページからオンラインで完結できる「お客様主導」の設計が特徴です。
- 入会・予約・決済・振替をすべて保護者・生徒側の操作でオンライン完結できる点が特徴
- 会員管理、クラス編成・定員管理、月次締管理、売上管理など運営側の管理機能も充実
- 料金は月額35,000円(税抜)〜、利用する機能により変動(公式サイトより)
- 導入実績2,000店舗・拠点以上、サービス利用継続率99%以上(公式サイトより)
- クレジットカード決済手数料2.59%(VISA/Master)、3.3%(AMEX/JCB/Diners)
- 対象はスイミング・ダンス・サッカー・体操・ゴルフなど運動系スクールが中心で、学習塾専業ではない点に注意
塾管理システムGrow
運営:株式会社エムプランニング情報システム。
個別指導・自立学習型・集団授業まで幅広い授業形態に対応する塾管理システムです。
コストを抑えたい塾や、多店舗展開している塾に向けた機能を備えています。
- 授業管理(スケジュール・振替)、請求・給与管理(口座振替・カード決済の自動集計)、成績管理(内申点・模試の推移表出力)、勤怠管理、スマホアプリまで幅広い機能を持つ
- 低価格での提供と、申し込みから1週間以内に利用可能なスピード導入を打ち出している(公式サイトより)
- 複数教室・多店舗展開の一元管理に対応
- 埼玉・沖縄・川崎・福岡・岩手など全国の塾で導入実績あり(公式サイトより)
- 料金の詳細は資料請求が必要
ミマム
運営:株式会社エムプランニング情報システム(Growと同運営会社)。
生徒数30名までは初期費用・月額費用・サポート費用がすべて無料という料金設計が最大の特徴です。
開業したばかりの塾や小規模教室から、複数教室を持つ大手塾まで対応しています。
- 生徒管理、指導者管理、入退室管理、面談予約、一斉送信・個別メッセージ、指導報告書、請求(クレジットカード・Web口座振替)、データ分析、シフト管理など14の機能を搭載
- 「ミマムAIナビ」による24時間365日の問い合わせ自動対応がある(公式サイトより)
- 大手個別指導塾での請求作業が1/3に短縮した事例、小規模個人塾での月謝管理効率化事例などが公表されている(公式サイトより)
- AWS採用・SSL暗号化・二重バックアップによるセキュリティ対策
コエテコマネージャー byGMO
運営:GMOメディア株式会社。
プログラミング教室、学習塾、英会話、音楽、ダンス、そろばんなど幅広い習い事教室に対応するスクール管理システムです。
LINE連携や、生成AIを使った授業記録の自動作成など、集客・マーケティング機能との連携に強みを持ちます。
- 体験授業受付・予約振替管理・生徒・出席・月謝の一元管理に加え、AIによる授業記録の自動作成に対応
- パブリックAPIを公開(公式サイトより)
- 初期費用0円、月額は生徒1人あたり100円〜のスタータープラン、クレジットカード決済手数料1.5%〜、30日間無料トライアルあり(公式サイトより)
- 継続利用率98.9%(公式サイトより)
wagaco
運営:株式会社ナレッジラーニング。
「授業・レッスンのスケジュール管理」「生徒・保護者とのコミュニケーション」「請求・決済・入金管理」の3つを主軸機能とする、塾・スクール向けの一元管理システムです。
生徒IDの登録数やメッセージの送信回数に制限がない、教室単位の固定料金制を採用しています。
- コマ組み・振替管理、メッセージ・チャット機能、入退室の自動通知、請求書の自動作成・入金管理までを一元管理
- 料金は教室単位の固定制で、セレクトライトプラン月額7,980円〜、スタンダードプラン月額14,980円〜。生徒ID数・メッセージ送信回数は無制限(公式サイトより)
- クレジットカード決済手数料2.5%〜、決済用の初期費用・月額固定費用は無料(公式サイトより)
- 顧客満足度92.9%(2024年6〜7月実施のアンケート、回答数160件/公式サイトより)
- ピアノ教室、学習塾、サッカースクール、英会話教室、スイミングスクールなど幅広い教育現場で導入
プラチナスクール(Platinum School)
運営:株式会社大和コンピューター。
学習塾、幼児キッズ教室、音楽、芸能、英会話スクール、体操教室など、多種多様なスクール向けに提供されているクラウド型のスクール管理システムです。
生徒10数名規模の教室から、数十万名規模まで幅広い規模に対応する老舗システムです。
- 見学・体験予約、入会申込、レッスンスケジュール管理、入金・成績管理、講師状況の確認、生徒・講師間のメッセージ交換など、運営に必要な機能をオールインワンで提供
- 受講者数の規模に応じて3つのプランを用意し、オプションユニットで機能を拡張できる(公式サイトより)
- バージョンアップは自動反映で、利用者側の作業は不要(公式サイトより)
- 全国で生徒数300万人以上、導入教室数13,000以上(公式サイトより)
- 標準機能の導入であれば、初回のお問い合わせからサービス稼働まで約2〜3ヵ月(公式サイトより)
ここからは実際の導入の流れやよくある質問、事例をご紹介します。
ツール導入までどのぐらいかかる?
規模にや教室の状況にもよりますが、生徒数50名弱・教室長1名と講師数名という教室であれば、最短で初回のお打ち合わせから2か月程度で利用を開始できます。
多くのツールは、以下のような流れで導入が進んでいきます。
① 問い合わせ・資料請求
② 提案・会議
教室の運用フローに合わせた活用方法の提案を受けられます。
まずは今の運用で困っていることを気軽に相談してみましょう。
③ トライアル
実際にツールを触ってみて、自教室で使えそうか体験できます。トライアルには期間が決まっているのが一般的です。講習などツールを触る時間が取れない時期を避けて、余裕をもって問い合わせから進めることをお勧めします。
④ご契約
⑤運用開始
本番の環境で初期設定から運用開始まで進めます。ツールは入れて終わりではありません。先生が使えるように機能を覚えるのと同時に、保護者や講師が使えるように案内が必要になります。
Comiruでは以下のような流れで長期にわたって、導入・運用をサポートしております。

導入したもののうまくいかないケース
ただし、システムを導入すれば必ずスムーズにいくとは限りません。
実際、システムを導入したものの、次のような理由で運用が定着しないケースもあります
- 機能が多機能すぎて、教室スタッフが使いこなせなかった
- サポートが手薄で、疑問点をすぐに解消できず運用が定着しなかった
- アップデートが止まってしまい、現場の要望が反映されなくなった
- 料金体系が教室の規模に合わず、想定より割高になってしまった
システム選びで失敗しないためには、機能の多さだけでなく、「自塾の規模や運用スタイルに合っているか」「困ったときにすぐ相談できる体制があるか」を事前に確認しておくことが大切です。
よくある質問
Q. 生徒数が少ないのですが、いつから導入した方がいいですか?
A. 生徒数が少ないうちから導入しておくと、業務が属人化する前に運用の仕組みを作れるというメリットがあります。
規模が大きくなってからの移行はかえって手間がかかることもあるため、「小規模だから不要」ではなく「時間がかかる業務があれば早めに」検討する価値があります。
Q. 費用が負担です。安い方がいいのでしょうか?
A. 料金を教室側の負担とする場合は、安さも重要な軸になります。
ただし保護者から利用料を請求している教室も多く、その場合は教室側の実質的な負担は限定的になるケースもあります。
月額の高い・安いだけでなく、使い勝手といった満足度やメリットと比べて判断することがおすすめです。
Comiruでは導入いただいている塾様に「Comiru利用料の扱いについて」アンケートを取ったところ、生徒数300人未満の塾では40%が、生徒数300人以上の塾では60%が、Comiruの利用料を任意の費用項目で請求されておりました。

保護者にシステム導入のメリットを説明し、体感してもらうことで、費用の負担を抑えられる場合がございます。
Q. 使いこなせるか心配です。
A. 機能の多さよりも、「使いこなせるまでサポートしてくれる体制があるか」を選ぶポイントにしましょう。
専任の担当者がつく、操作マニュアルが充実しているなど、サポート体制の手厚さは定着のしやすさに直結します。
事例|乗り換えて楽になった教室の声
未納対応(振替エラー)が4分の1に|東大セミナー様

口座振替の手続きをComiruで行えるようにしたことで、未納対応(振替エラー)が4分の1に減少。
紙のやり取りもゼロになり、業務効率化が進みました。
ブランドごとにバラバラだった自作システムを一本化|志門塾様

ブランドごとに自作していたシステムが使いづらく、管理業務が煩雑になっていた志門塾様。
Comiru導入後は、時間割・出欠・請求管理がひとつのシステムに集約され、社員が心に余裕を持って現場に専念できるようになりました。
電話対応70%削減、夏期講習の売上30%アップ|八木塾様

教室拡大にともない保護者とのコミュニケーション量が減り、退塾率が悪化していた八木塾様。
Comiruの活用で電話対応の時間が70%削減され、空いた時間で保護者面談の予約を強化した結果、導入直後の夏期講習で前年比30%の売上アップを実現しました。
指導報告書を起点に保護者の信頼感が向上|名進研ホールディングス株式会社 個別指導部様

個別指導部の立ち上げにあたり、保護者との連絡手段や複数ツールの併用によるコスト・工数増を懸念していた名進研様。
Comiruの指導報告書を通じて保護者の安心感と信頼感が向上し、ログイン率をもとにした退塾予兆の察知もできるようになりました。
>>名進研ホールディングス株式会社 個別指導部様の事例を詳しく読む
Comiruが選ばれる理由
ここまで見てきたように、比較ポイントは複数ありますが、その中でもComiruが多くの塾・スクールに選ばれている背景には、次のような特徴があります。
- 導入教室数7,100教室以上、利用生徒数51万人以上(2026年1月時点)という実績から得た知見をプロダクトに還元し続けている
- 50名以上の体制で日々機能改善を検討し、定期的にアップデートを実施している
- アップデートはクラウド型のため、利用者側でのメンテナンス負担なく反映される
- 有償プランではカスタマイズ開発やAPI連携にも対応できる開発体制を持つ
「今の機能だけでなく、更新し続けられる体制があるか」という観点で見たとき、利用者の声を踏まえて日々改善を重ねている点は、長く付き合っていくシステムを選ぶ上で大きな安心材料になるはずです。
\自塾に合った使い方を一緒に整理しませんか/
現状の課題や運用に合わせて、どんな機能・使い方が合っているか一緒に整理します。
(30分ほどでも可。ご都合の良い時間枠を選択してください)
最適な塾管理システムを選んで、失敗しない導入を実現しよう
塾管理システムを比較する際は、機能や料金だけでなく、「サポート体制」「継続的に進化する体制があるか」まで見ることが、失敗しない選び方につながります。
今回ご紹介したポイントや事例を参考に、自塾に合ったシステムを見極めてみてください。
「今のシステムにこのまま課題を抱え続けるか、それとも見直すか」で迷っている方は、まずは現在の運用を整理しながら、無理なく移行できる方法を検討してみてはいかがでしょうか。
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※上記は2026年9月時点で各社公式サイトに掲載されている情報を基にしています。機能・料金は変更される可能性があるため、実際に比較する際は公式サイトで最新情報をご確認ください。













