保護者との関係性が強固に。塾と保護者のタッグで生徒の学力向上をサポート

私塾学びの道

お名前 代表 寺山 卓 氏
本社 埼玉県鴻巣市
対象 小学生、中学生
自立型指導

▼導入前の課題 保護者とのコミュニケーション機会が少ない。月1回の指導報告書と学期に1回の面談程度だったため、保護者の要望がつかめず、原因不明の退塾も発生していた。 ▼効果 塾と保護者との連携体制が強化された。塾の指導方針への保護者の理解も深まり、保護者満足度も向上。原因不明の退塾も見られなくなった。

私塾学びの道の紹介

2003年創業。埼玉県鴻巣市にて、地域の小中学生を対象とした学習指導(自立・集団並立)を行っている。 塾の方針「学習の楽しさ、考える喜びを伝え、大人になってからも学び続ける人の育成に努める」のもと、毎年30〜40名ほどの生徒を指導。地域の学力向上サポーターとして、個人の能力と適性に応じた手厚い指導に高い定評がある。

「保護者に生徒の様子をもっと伝えたい」との思いが出発点


地域に根ざした塾として、生徒の指導に当たっていましたが、保護者とのコミュニケーション機会の創出に長年苦戦していました。

生徒の頑張りや塾での学習内容を保護者に伝えたいと思っても、月に1回の指導報告書や学期に1度程度の面談では不十分。タイムラグもあるため温度感も伝わりにくいうえ、保護者の細かな要望も聞けずじまいでした。送迎の際に顔を出してくれる保護者とは、スモールトークでフォローできましたが、それがかなう保護者はごくわずかでしたね。保護者との距離が縮まらないもどかしさが大きかったです。

その結果、生徒の成績が下がったり停滞したりした際に、なし崩し的に退塾となることもありました。中には、原因不明の退塾も発生していましたね。

コミュニケーションの機会を増やそうと、連絡ノートに取り組んだこともありますが、これがうまくいかない。手間がかかるうえせっかく書いても保護者に渡らない、保護者からノートが返ってこないということも多かったです。 

本来であれば、塾と保護者とはタッグを組んで、生徒の状況を把握したり、学習計画を立てたり、実行状況を共有しあっていくもの。そのような連携体制を構築するには、塾から保護者に生徒の様子をしっかり伝えていくことが欠かせません。そのため、6年ほど前から保護者とのコミュニケーションツールの導入を考えるようになりました。

メール、LINE、専用システムを比較検討。管理が簡単で費用負担も少ないComiruを導入


保護者とのコミュニケーションツールを検討するに当たっては、メール、LINE、専用システムなどを比較検討しました。

まず、メールやLINEは、連絡先やアカウントを聞いたり、ミスの起こらないフローを構築したりするのが非常に手間だと感じました。既読確認が十分できなかったり、レスがない人を確認して追加連絡をしたりするフローも煩雑で管理しきれないだろうと判断しました。

Comiruと同様の塾専用システムも見てはみましたが、初期費用の高さがネックになりましたね。確かいきなり20〜30万程度かかったと思います。

その点、Comiruは非常に安価で、コミュニケーション機能はもちろん、塾運営に必要な機能がまるっと揃っている点が魅力でした。操作が簡単なことも決め手となりました。メールのようなかしこまった形でなく、ライトにカジュアルにコミュニケーションが取れるため、そこまで負担感も覚えなかったように思います。 

保護者との距離が縮まり満足度も向上!塾運営に欠かせないインフラに


Comiru導入で、保護者との関係性がグッと近くなりました。コミュニケーションの接点が増えるためか、保護者からも指導報告書への返信で塾への要望や、子どもに対しての悩み、ときにはイライラや不満まで伝えてくれるようになりましたね。保護者にとっても、気持ちを吐露できる場というのは大切なのではないでしょうか。

また、指導報告書への返信だけでなく、授業前にも生徒の様子を伝えてくれる連絡が入ったこともありました。「今日は塾に行きたくないといっています。気持ちが乗らないようです」とのことだったため、授業中も意識的にフォロー。その結果、指導報告の返信で保護者から「塾に行く前と帰ってきた後とで、表情がかわっていました!」との嬉しい声をいただきました。塾と保護者とでタッグを組めているのを実感する出来事でした。

このように、何かコトが起きた際にタイムリーにコミュニケーションを取って、タイムラグなく即座に対処できるのがComiruの1番のメリットだと感じています。メールと違って構える必要がないので、保護者も気軽にカジュアルな連絡を送ってくれますね。接点の多さは、そのまま関係性強化に繋がるもの。その意味では、塾運営に欠かせないインフラと言えるのではないでしょうか。

また、保護者の満足度も非常に高く、次のような声をいただくまでになっています。 

今までは年三回の三者面談しか具体的なアドバイ スをいただく機会はありませんでしたが、Comiruでご連絡いただくことで、先生方が日々考えてくださっていることをすぐに理解でき、家庭内での指導に反映できるようになりました。真剣に考えてくだ さっていることがとてもよくわかり、安心して自分の子供のことを任せることができています。

塾の方針への理解も深化

保護者からの連絡が増えれば、より業務が逼迫するのではとか、全ての要望を聞き入れるのは難しいと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。 

しかし、業務が増えたと感じることはありませんし、要望は聞いても方針は変えないというスタンスでいれば問題はありません。

たとえば、当塾は講習会は全員参加必須としています。それは、成績向上のための年間指導カリキュラムに組み込まれていて、講習がないと成果をあげられないリスクもあるためです。こういった塾の指導方針は、入塾面談で伝えることはもちろん、Comiruを活用したやりとりの中でも繰り返しお伝えしています。 

その結果、保護者の塾の指導方針への理解も深まっていると感じます。保護者の要望に振り回されるのでなく、塾の方針への理解を深めていただいたうえで塾と保護者とがタッグを組んで、コミュニケーションを取れる。そのような関係性を構築できるのも、Comiruを活用してこその成果だと考えています。

実際、Comiruを導入してから5年、年間退塾者はわずか1人です。退塾理由も具体的に把握できていますし、戻ってくる予定でいるとの話です。 

オンラインの活用も視野に


今後もComiruを活用して、保護者と近い関係性の中で生徒の学力向上サポーターとしての役割を果たしていきたいと考えています。コロナなど状況が不安定なケースも想定されるため、オンラインの活用も模索していきたいですね。学校休校時にComiruAirを活用して、オンラインサポートも行いましたが、自宅学習支援のより良い形の構築などの可能性を検討していければと思います。

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