導入前の状況 複数のツールにまたがって保護者コミュニケーションを取っており、生徒数が増えた際にこのまま対応できるか不安だった。 導入後の変化 ・保護者コミュニケーションが効率化され、保護者との距離が縮まり個別相談が増えた。 ・ComiruAir導入で生徒の頑張りが数値で見えるようになった。
武田塾の紹介
小学4年生〜高校生までを対象にした英検(R)︎特化型の英語教室。2級取得を最終ゴールに設定し、受験級ごとに少人数の対面授業を実施。武田塾がある大阪府では英検(R)合格級が中学・高校・大学入試で優遇されることから対策ニーズが特に高く、2018年より定期テスト対策メインの個別英語指導塾から英検(R)特化塾に転向。自宅での対面授業の生徒30名、個別指導の生徒15名を1人で指導している。
英検(R)特化型の英語教室を立ち上げたきっかけ
英検(R)に特化した英語教室というのは全国的にはあまり多くありませんが、英検(R)合格級が中学・高校・大学入試で優遇される大阪府では結構ニーズがあるんです。期間限定で英検(R)クラスを開講している塾も見かけますが、やはり短期間でなんとかなるものでもありません。これまでは中高生向けに定期テスト対策をメインで指導していましたが、3年前に英検(R)対策に特化することにしました。
武田塾の生徒の特徴
英検(R)に特化した塾はめずらしいので生徒や保護者の特徴を簡単にご紹介します。大阪府では高校入試で2級を合格していれば有利と言われているため、全員ゴールは2級です。現在小4から高2までの生徒が通っています。
よく、英語教育は早ければ早いほど良いと言われます。幼稚園から英語教室に通うケースもめずらしくありません。ですが、小学校高学年からでも全く遅くないと思います。むしろアプローチの仕方によってはそのくらいの方が理解しやすいということも。幼少期から英語を学んでいても、中学英語で挫折する子どももたくさんみてきました。当塾では、英語という言語を理解できる年齢になってから、“テストで点数を取れる指導”を行っています。
保護者コミュニケーションに力をいれる理由
入塾は保護者の意思によることが多いですね。英会話スクールで英語には慣れていて、勉強としての英語というステージに移行するときに検討していただくことが多いでしょうか。保護者の意向が強い以上、コミュニケーションはとても大事です。Comiruの導入を検討したのもコミュニケーション機能に魅力を感じたからです。
個別塾だからできるパーソナル対応にComiruを有効活用
Comiruを導入した当初は生徒数が20名前後でした。メールやLINEなど、個別に違うツールでコミュニケーションを取っていて、この先人数が増えたら困るな…と思っていたところでした。また、システムを導入することで学習塾としての箔が付くかも…という思惑もありComiruの導入を検討しはじめました(笑)。
実際に使っている機能で助かっているのはお知らせ機能を利用した「一斉送信メール」です。月1回成績表を手渡ししているので、「今日渡したので確認してください」という連絡と、塾通信も兼ねてブログを発信しているので、更新のお知らせなどが主な内容です。そんなちょっとしたメールでも、保護者との距離感は縮まると思います。個別相談も増えましたし、大手塾との差別化としても大切にしたい仕事ですね。
生徒の努力が数字で見える「動画コンテンツ」
指導においてはComiruAirの「動画コンテンツ」が便利です。英検(R)の面接の練習や、反復学習用にたくさん動画をUPしています。面接練習や音読テストでの話すスピードなど、文字では伝えきれないことが多いので、動画はとても便利です。“簡単な単語は教えられても、リスニングやスピーキングは無理”という保護者も多いですしね。
ComiruAirの「動画コンテンツ」の魅力は思っていた以上でした。視聴履歴が見えるので、どんなコンテンツが生徒に受けているのかが一目瞭然。こちらが肝いりで制作したものが反応が悪かったり、逆もあったりで、コンテンツを磨くのに役立っています。また、合格は難しいだろうと思っていた生徒が合格し、実は動画をものすごく見てくれていた、なんてことも。対面授業では主体的な生徒が目立ちますが、そうでない子どもが自分で努力してくれていたんですね。そんな様子を数字で見られて胸が熱くなりました。英語に限らず、今どきの子どもはスマホ、動画と聞いただけでやる気が出るものです(笑)。我々も現代っ子に合わせて進化しないといけませんね。
(オリジナル動画コンテンツの一例)
ComiruAirを使って動画コースや自宅学習支援にトライ
コミュニケーションツールとして導入したComiruから始まりComiruAirの動画コンテンツの活用まで、指導の幅が広がってきています。将来的には動画コースを開設するのもいいかもしれません。それも見据えて、動画コンテンツをコツコツ制作しアップロードしています。プラットフォームさえあれば、お知らせメールや「オンライン学習支援ルーム」も活用できると思います。
「オンライン学習支援ルーム」については、現状は授業や解説をするまでのリソースはありませんが、自宅学習をチェックするだけなら始められるかなと考えています。私も親なので分かりますが、「勉強しなさい!」で子どもとトラブルくらいなら、有料でもいいからフォローしてほしいものです。共働きの保護者が多いのでニーズはあると思います。
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