保護者がジャッジ!信頼感UP or DOWN <指導報告書編>

個別指導塾の場合、生徒を指導した講師が指導報告書を作成することがほとんどです。お互いに慣れていると、教室長はさらっと読んでサインだけ、というケースも多いでしょう。 でもちょっと待って!塾にとっては複数いる生徒の中のひとりですが、保護者にとってはまったくそうではありません。いつも同じようなことが書いてある、当たり障りのない言葉が並んでいる、そんな指導報告書は危険です! そこで今回は、実際に子どもを集団指導塾、個別指導塾、英会話スクールに通わせている保護者のリアルな感想を聞きました。保護者がジャッジ企画!第一弾は指導報告書編をお届けします。

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保護者がジャッジ!こんな指導報告書はいらない!

 

(1)とりあえず褒める

 

「よく理解できているようだ」「がんばって解いていた」「あきらめずに最後まで粘った」

 

そりゃあ本人なりにがんばったんだろうと思います。褒めてあげたい先生の優しさもわかりますが、指導報告書ではもう少し具体的な状況が知りたいのです。親からすれば、がんばってあたりまえ。課金していますから。それよりも、9割がんばっていて、1割不安な様子を見せたら、その1割の様子を知りたいのです。緊張が途切れた場面でどんな様子だったか、どんなコミュニケーションがあったのか。

 

また、よく理解できている、理解度Aと評価されながら、テストの結果にあらわれないこともよくあります。この問題はクリアしたんじゃなかったの!?といつも疑問に思います。

 

褒め言葉しかない指導報告書は、はっきり言って信用できません(笑)。

 

(2)いつも同じ言葉

 

「演習を繰り返しましょう」「テストによく出るのでがんばろう」

 

演習の必要性はわかっています。では、どのくらい?回数・頻度は?家庭でのフォローは必要?他の教科もある中で、この分野が特に演習が必要な状況なの?

具体的なアドバイスや指示はなく、慣れるまでがんばろう!と言われてもまったく響きません。

 

テスト頻出です、というコメントも、一体何のテストなのか、難度は?現状どのくらい理解が進んでいるのかなど、これも具体的にアドバイスが欲しいですし、生徒一人にそこまで言及できないとしたら、少なくとも「ここまではできるように」と課題を指定してもらえるとうれしいですね。

 

(3)読みづらい、字が乱れている

 

字の乱れは気になります。美しい字を期待しているわけではありませんが、読ませようと思って書いているのか甚だ疑わしいことも…。手書きよりもパソコンなどで入力した方がお互い良いような気もします。スマホのアプリで見られるのが保護者としては一番ありがたいです。紙だと子どもが渡さないこともありますし、メールだと添付ファイルを開いたりログインしたりする手間がかかります。

 

(4)情報量が多すぎる

 

とにかくたくさん書けば喜ぶと思っている先生、いますよね。はっきり言って、書くのも大変でしょうし、読むのも大変なんです…。指導報告書は端的に書いて欲しいです。問題の解説、間違えやすいポイントなど、他の生徒さんにも伝えている汎用的な情報なら、指導報告書とは別に発信してもいいのではないかと思います。

 

保護者がジャッジ!こんな指導報告書ならガン見する!

 

(1)家では見られない子どもの様子がわかる

 

塾にはもちろん勉強をしに行っていますが、勉強や指導以外に、例えば部活や友達の話、人間関係で悩んでいるなど、そんな会話があったらこっそりシェアして欲しいです(笑)。

 

「部活で疲れているようですね。そんな中でもしっかり学習に取り組めたので、今日はゆっくり休んでくださいね」と書かれていたことがあります。どんな学習をしたのかよりも、ちゃんと子どもを見てくれているんだな、とありがたく思えました。

家では話さないような友達関係、部活の話などしているのでしょうか。おしゃべりばかりでは困りますが、本人が気楽に話せるような関係を構築してくれているならうれしいですね。

 

(2)次の授業までに具体的に何をすれば良いのかわかる

 

だいたいは、その日の指導内容が書かれているだけ。もちろん、それでも報告書としての目的は果たしているのですが、次回の授業までにやるべきこと、もう1ランク上げるにはここまでやろう、など、具体的なアドバイスがあるとガン見します。

 

家庭ではせいぜい「勉強しなさい」くらいしか言えませんが、指導報告書に細かい指示があれば、「先生からこの問題をやるように言われてるよ!」と言えます。

 

(3)実際の回答のコピーが添付されている

 

うちの子が実際に書いた回答のコピーが添付されていたことがありました。算数の記述問題で、「ここまではしっかり書けていますが、ここで計算間違いをしてしまいました。」と赤字で書かれていて、なんて丁寧なんだろうと感心しました。漢字のハネ、トメが雑だと、子供が書いた字にコメントが付いていたことも。生徒一人ひとりにしっかり向き合ってくれる良い塾だなと思いました。毎回ではなくても、こんな心のこもった指導報告書は捨てずに取っておこうと思いますね。

 

(4)授業の様子が写真で添付されてくる

 

集団塾なのですが、教室の後ろから撮影した写真が送られてくることがあります。後ろ姿なので指導内容はわかりませんが、純粋に、がんばってるなーと思います。家では生意気なことを言ってきたりもしますが、がんばっている背中を見るだけで、ちょっとしたわがままも聞いてあげたくなります(笑)

 

(5)家庭で褒めてあげるポイントがわかる

 

「ケアレスミスが多いのが課題でしたが、今日は1つもありませんでした。ぜひ、ご家庭でも褒めてあげてください」といったコメントをいただいたことがありました。実際に褒めたら、子どもも満更でもない様子で鼻の穴を膨らませ、勉強へのモチベーションもあがったようでした。

ついつい、注意や小言ばかりになってしまうのですが、本当は褒めてあげたいんです。褒めるべきポイントを教えていただけると、ありがたいですね!

 

 

保護者目線のリアルな感想、いかがでしたか?個別指導か集団指導か、対象学年などによって、対応が分かれるところですが、こんな見方もあるのだという参考になれば幸いです。

 

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