
個別指導学院ヒーローズ(株式会社ランフロム)
お名前 | 塾長 嶋田 稔 先生 |
本社 | 千葉県船橋市坪井東5-2-18 |
対象 | 小学生・中学生・高校生 |
課題 従業員の増加による全社ナレッジの蓄積。 効果 個々の克服すべき『課題』やとても良い共有したい『スキル』がITツールに集約され、塾全体の活きた資産に。
個別指導学院ヒーローズ(ランフロム株式会社)の紹介
現在、千葉県内に「個別指導学院ヒーローズ」を10校展開。1校目を開校してわずか半年で全国230校中10位に入る実績を残し、2校目を開校。その後も順調に生徒数を伸ばしランフロム株式会社を設立、コンサルタントの経験が生きた経営視点で本部からの信頼も厚く、開始より3年11か月で10校舎まで急成長した。塾はサービス業、生徒や保護者に最高のおもてなしを、スタッフには楽しく働いてもらうことを心がけている。
塾経営を支えるインフラとして、導入ツールを見極める
IT事業部を作ったのは当塾が会社規模になり従業員も増えてからですが、検討自体はかなり早い段階から進めていました。幸いなことに、ITに精通した仲間がいて、彼が数あるツールの中から選択肢を絞ってくれました。現在複数のITツールを利用していますが、Comiruもそのうちの一つです。
ITツール導入にあたり、まず現場の課題を整理し、必要な要件を絞りました。パッケージ化されたものが多いですが、要件が見合ってさえいれば不要な機能があっても構いません。まず自分が使ってみて使いやすければ現場に展開していきます。若いスタッフはデジタルネイティブですから難なく使いこなすものです。その後、利用具合やスタッフへの浸透を踏まえ新しい機能を使っていく。それが混乱を最小限に抑える現実的な導入方法でしょう。
また、この先経営を支えるインフラとして見たときに、その提供会社はビジネスパートナーとして適しているかどうかもチェックしたポイントです。企業の存続性もさることながら、導入後のサポート体制はどうか、細かいニーズに対応できるフットワークの軽さはあるか、現場のアイデアを吸い上げてくれる柔軟性を備えているかなどを考慮すると、大企業よりもベンチャーの方が当塾には合っているし共に成長したいと感じました。

ITツールが会社全体の能力を瞬時に発揮できる場に
ITツールを導入してよかったと思うことはたくさんありますが、先生と生徒、保護者とのコミュニケーションがオープンになるのはメリットの一つです。
ほとんどのやりとりは全従業員が閲覧・コメントできるようにしています。誰かが悩んでいたり困っていると、それについて自信がある人や得意な人がアドバイスします。生徒にどう教えていいか迷うような難問について、チャットでコミュニケーションすることもあります。上司の指導を仰いだり、部下の細かいフォローをすることなく、みんなでアドバイスしあい、解決する。またそれらのコミュニケーションを全員が共有することができます。教室が増えてコミュニケーションも増える中で、良い話も悪い話も、バイアスがかからずに事実をしっかり把握できていると思います。会社全体の能力が瞬時に発揮できるこのシステムはとても機能しています。
また、細かいことですが、教室と生徒のやりとりが一覧で見られるのは経営側としては助かります。
今までは個別のやりとりで1件ずつクリックしていましたが、今では全教室の生徒の様子やスタッフの頑張りなど、あまねくすべてのやりとりを一覧で見渡すことができます。

▲「 入退室管理」から「授業報告」「宿題通知」「成績管理」までComiruで大幅に効率化が実現した。これまでComiruで約2万通の指導報告書を出している。
当塾は比較的スムーズにITツールを導入できましたが、最初はもちろん不安もあると思います。不安要素はどんどん開発会社側に質問すればいいと思います。聞けば意外とすんなり解決したり、そのやりとり自体がビジネスパートナーとして相応しいかどうかの判断材料にもなります。
Comiruの場合は、営業担当とは別にサポートを担うカスタマーサクセス担当がいたのでスムーズでしたね。当塾でもComiru導入後も質問や機能追加の要望など各職員から直接積極的に相談し、生徒にとってより良い環境にするべく共に歩んでいます。
※ 上記はランフロム(株)の独自ツールと Comiruの複合利用を含みます。