日誌を使った振替対応が限界に。講師の心理的負担を減らした“安心運営”のかたち

お名前 長谷 大輔氏 代表取締役
東木 彩夏氏 教室長
本社 東京都北区赤羽南
対象 年中から小学4年生(募集対象は、年中から小学2年生まで)

▼教室紹介
りんご塾 赤羽南教室では、2024年度の算数の大会で銅メダリスト2名を輩出!年中から小学2年生までを募集対象とし、小学3年生以上は継続生のみ受講可能です。

中学入試準備に最適な思考力を育てるカリキュラムで、国立・私立の小学校に通うお子さまは中学・高校の内容の先取りも可能。

大学受験も視野に入れた指導が好評で、遠方からも多くのお子さまが通っています。お受験を終えた新小学1年生にもおすすめです。

▼自己紹介

長谷 大輔様 代表取締役
現役で数学予備校講師をしながら、学習塾と大学受験予備校、私立高校の課外講習を運営する。“考える力”を最重要視し、長年培った大学入試指導経験を活かし、小学校低学年への算数指導を行う。高校生からは怖いと思われる風貌だが、小さい子どもたちからはナゼか大人気。

 

東木 彩夏様 教室長

学生アルバイトを経て2025年より教室長に就任。りんご塾赤羽南教室の創設から携わり、代表の長谷から生徒指導と塾運営について学び、日々改善を図る。生徒も講師も互いに刺激し合い、挑戦と成長が循環する学びの場を築くことを目指す。

 

生徒が増えるにつれ、アナログでの振替対応が限界に

 

東木様:以前は、アナログで振替対応をしていました。電話やメール、来校時など、振替希望の連絡があちこちから入るたび、その都度、連絡を受けた講師がメモを取り、日誌に記録して共有という体制だったのですが、これがもう数も多くて本当に大変で…。

私たちの教室は、年中から小学校低学年のお子さんを対象にしているのですが、この年齢は体調も崩しやすいですよね。さらには、複数の習い事を掛け持ちしているご家庭が多いこともあり、欠席や振替の希望がとにかく多いんです。生徒数が30名を超えたあたりから、だんだんと記録の抜けやミスが起きるようにもなってきて、アナログ対応の限界を感じていました。

 

長谷様:振替も空き状況がわからないなど、その場ですぐに決められない場合も多いですよね。そのため、振替希望の連絡を受けた講師たちは常に忘れないように頭の片隅に置いておく必要がありました。授業に集中したいのに、心のどこかで「忘れないようにしなきゃ」というプレッシャーがある状態だったと思います。

 

「さすがにもうこのままではダメだ」と、生徒数が50名に届く年度変わりのタイミングで、システム導入を決意しました。そんなタイミングで、私塾界に掲載されていた記事からComiruを知り、問い合わせをしました。そこから一気に話が進んだ形です。

 

サポートの丁寧さが導入の決め手に

長谷様:初めて商談を受けたとき、「ここまで塾の実情に寄り添って作られているのか」と驚きました。Comiruは全国の塾事情に対応できるよう、非常に細かい設定が用意されていて、運営スタイルが異なる教室でも無理なく使えるよう工夫されている印象を受けました。

東木様:導入を決めたタイミングも「新年度が始まる前にどうにかしたい」という状況だったので、スピード感も大事にしていました。そうしたなかでも、導入前の説明も、導入後のサポートもとても丁寧で、実際に画面を共有しながら一つひとつ操作を確認してもらえたことが印象に残っています。

だからこそ、使い方もイメージしやすく、実際に使い始めてからも「たしか、この画面を開けばよかったんだよな」と自然に思い出せるくらいスムーズでした。現場のペースに合わせて伴走してくれる安心感が、Comiruを選ぶ決め手になりました。

Comiru導入を講師に伝えると、「やったー!」と本当に喜ばれました。アナログ管理の苦労を全員が共有していたので、「もう限界だよね」という気持ちは共通認識だったんだと思います。

塾側での振替対応がほぼゼロに。心理的負担から解放された

東木様:実際に使い始めてからは、欠席連絡と振替管理がアプリ内で完結するようになり、講師がメールや電話や対面でやり取りをする機会はほぼゼロになりました。これまでは、保護者からの連絡を受けて座席を確認し、空いていなければ別日程を提案し…といったやり取りが繰り返されていたんですが、そういったストレスや工数がごっそりなくなった感覚です。

アナログ管理時代は、「あの振替、伝え忘れてたかも…」と不安になったり、「まだ振替できてないかも」と焦ることもよくあったんです。でも今は、保護者と講師の双方がComiru上で状況を確認できるので、共有漏れの心配もなくなり、本当に気持ちが楽になりました。

長谷様:振替モレへの不安から解放されたおかげて、講師たちは、授業中の生徒とのやり取りに集中できるようになりました。本来集中すべきことにしっかり集中できるようになったのも、大きな価値だと感じています。

保護者もスムーズに適応し、アナログ連絡が激減

東木様:保護者もスムーズに使い始めてくださった印象です。保護者の方から「操作が難しい」という声はほとんどありませんでした。

とはいえ、機械操作に不安のある方が2〜3家庭ほどいらっしゃって、「どうやってやればいいですか?」と質問を受けたこともありました。でも、こちらで「こういうふうに画面を開いてくださいね」とご説明したら、その後は直感的に使えていたようで、大きな混乱にはつながりませんでした。

保護者のなかには、お互いに使い方を教え合っているようなケースもあったようで、そういった場面からも、全体として自然に定着していったように感じています。

アナログ連絡は目に見えて減りました。保護者にとっても負担の軽減につながっていると思います。

「困ったらすぐ聞ける」が、何よりの安心材料に

長谷様: 導入後も細やかにサポートいただいており、本当に助かっています。ちょっとした疑問にも、すぐに相談できる環境があるのは心強いです。

もし、塾運営システムの導入を迷っている知り合いがいたら、Comiruの機能はもちろんのこと、サポート力を一番に伝えると思います。塾ごとに運営のスタイルは違いますが、そうした違いにも丁寧に寄り添ってくれる安心感があると感じています。

東木様:現在は、振替管理、お知らせ、お問い合わせ機能を中心に使っていますが、夏からは面談の予約管理などもComiruを活用して進めていく予定です。無理のない範囲で、使う機能を増やしていくのも楽しみですね。

(編集後記)
アナログ管理による煩雑さや心理的負担がなくなり、「本当に助かっています」と何度も語ってくださった先生方。取材を通じて、講師が本来の役割に集中できる環境が、保護者や生徒にとっても大きな価値につながっているのだと改めて実感しました。システムの導入はあくまで手段。その先にある、教室全体の安心と成長を支える一助となれたことを、うれしく思う取材でした。