指導報告書の一工夫で保護者からの信頼感UPを実感!バックオフィス業務も効率化

お名前 ハイゲート英語塾
岩本 吉隆氏
本社 徳島県徳島市
対象 中学生〜大人

2019年5月に個人経営の個別指導型学習塾を開業。2023年9月に田宮校をオープン。オンライン授業にも力を入れ、オンライン英検対策クラスや、外国人を対象に英語で日本語を教えるオンライン日本語も開講。
2024年2月、塾生である小学5年生が英検一級に合格。また、オンライン日本語クラスの生徒であるドイツ人、ヴィーネケ-トゥタウィ博士は、ブランデンブルグ工科大学の元学長である。
公式サイト:https://highgate-school.com/index.php

岩本 吉隆(イワモト ヨシタカ)氏
筑波大学大学院修了後、現代美術を学ぶため、渡英。ロンドン芸術大学大学院で修士を取得。在学中、セシル・ルイス彫刻賞を受賞。
4年間ロンドンと韓国に滞在した後、帰国し英検一級を取得した。塾講師歴は約10年。個別指導塾を中心にセンター試験、共通試験対策や英検、TOEIC、TOEFL、IELTS対策を中心に指導。留学のサポートも行なっている。ロータリークラブ会員。

保護者コミュニケーション強化のため、3社の比較からComiru導入を決定

塾運営システムを導入しようと思ったきっかけは、保護者への報告に課題を感じていたためです。毎回の授業報告は講師間で紙ベースで共有するのみで、保護者にはできていませんでした。不定期で紙の報告書をお渡しすることはあったのですが、あまり読まれていなかったですね。

このままでは、塾への信頼感をUPいただくことはできない、どうにかしなければ…と、インターネットで保護者コミュニケーションや指導報告書作成に関するサービスをリサーチ。そこで見つけた3社ほどから直接お話を聞き、Comiruの導入を決めました。

Comiru導入の決め手は、指導報告書の内容とデザインの良さ、使い方のわかりやすさです。シンプルで操作性が良いので、講師も始めから難なくスムーズに使え、導入もスムーズでした。

ハイゲート流指導報告書とは

指導報告書は、毎回の授業ごとに作成。単語テストなどの結果の報告と、120〜150字ほどのコメントを入れています。

テストなどの結果の報告は、合格最低点や正答率に比べてどのくらいだったかという客観的事実を伝えています。「合格最低得点率は60%のところ、今回は58%でした。あと一歩です」といった具合ですね。

フリーコメントは「良かった点」「改善点」「今後こうしていきますという計画」の3点をまとめています。そうすることで、目標と現状のギャップをどう埋めて、目標達成していくかをイメージしていただきやすくなると思います。

指導報告書は、授業時間内に書ける部分は書いています。講師のスマホで書くことになるので、「今から指導報告書を記載するためにスマホ触るね」と、一言生徒に断るようにしてもらっています。そうしないと「先生が授業中にスマホをいじっていた」と不信感を覚えることもあるかもしれないためです。おかげさまで、そのようなクレームは1件も発生していません。

保護者からの信頼感向上を実感

Comiruを活用した指導報告書の効果は、予想以上でした。保護者からの信頼感が上がっていることを実感する機会が多いですね。指導報告書に毎回、お礼や、ちょっとしたコメントを送ってくださる保護者もいらっしゃいます。生徒も保護者も不安が大きい中で、「心強い」とおっしゃってくださった方もいらっしゃいます。毎回の報告書で接点も増えるため、たとえ短いやり取りであっても、お互いに身近に感じ、親しみや信頼感を覚えやすくなるのかもしれません。

また、指導報告書の存在は入塾を検討してくださっている保護者や、入塾したばかりの保護者にもプラスに働いていることを実感しています。入塾面談や体験授業のときに指導報告書についてご紹介すると「それはいいですね」と好反応が返ってきます。入塾して最初の指導報告書を受け取った保護者からは「こんなに素敵な報告書までいただき、ありがとうございます」とComiru上で返信をいただきました。

塾に通わせてる保護者さんは、これまで送迎のとき以外は講師や教室長と顔を合わせないことや、授業で何が行われているのかは知る由もないというのが普通だったのかもしれません。指導報告書で様子を伝えることができるのは、塾への信頼感向上だけでなく、塾と保護者とでしっかり生徒を見守っていくことにも繋がるのではないでしょうか。

バックオフィス業務の生産性も向上

Comiruは指導報告書作成機能から使い始め、徐々に使う機能を増やしていっています。まずは講師にも声をかけて「成績管理」を徹底していっているところです。成績やその推移を可視化できれば、指導にも保護者への共有にも大いに役立てられますよね。テスト結果の登録の声かけをしっかり行って、回収していっているところです。

あとは「座席管理」「請求管理」も活用しています。新しい機能を使い始めるときも、Comiruの担当のかたがサポートくださるのでとても助かっています。請求に関しては、ベリトランス払いが使えるようになって、管理が非常に効率化されました。それまでは、保護者が1回1回バラバラのタイミングで月謝を持ってきてくださるたびに、都度銀行に行くというような手間がかかるものだったので…。

保護者とのコミュニケーション強化から使い始めたComiruですが、管理業務、バックオフィス業務にも活用できるのはとても助かっています。

Comiruを活用した今後の経営戦略

Comiruの担当の方や顧問の先生に、塾のこれからのサービスステップアップのプロセスや、経営戦略についても相談に乗っていただいています。システムをどう活用して実現させるかまで踏み込んで相談できるのが本当にありがたいですね。

英検対策に関しては、現在のような個別指導や3人までの少人数指導に加えて、集団授業も展開していきたいと考えています。対象も現状の中学生からに加え、小学生にも拡充していきたいですね。英検に強い塾としての立ち位置を確立していければと思っています。

また、講師の管理・育成にもComiruを活用していきたいと考えています。成績管理や座席管理などComiruの機能を講師も活用して、塾運営や生徒指導の視座を高めることにつなげていければいいですね。講師のComiru活用力と給与体系を連動させるといったことも考えています。Comiruの活用力があるということは、生徒の指導管理はもちろん、保護者コミュニケーションスキル、教室運営スキル、経営視点も高めることができるということだと思います。

Comiruへの期待も大きいので、今後もさまざまな機能開発なども相談しながら、塾の継続的な成長に生かしていければと考えています。