株式会社FCEエデュケーション
お名前 | 株式会社FCEエデュケーション |
代表取締役社長 尾上 幸裕氏 | |
本社 | 東京都新宿区 |
対象 | 小学生〜大学生 |
塾・スクール専用の管理システムComiruなら、塾運営の業務効率化や保護者とのコミュニケーション円滑化など、大抵のことが解決します。しかし、より細かく、それぞれの塾・スクールの経営目標や課題に合わせてカスタマイズすることもできます。今回はComiru SCRATCHによるカスタマイズで、FCの展開・運営面での業務が改善がされた事例をご紹介します。
FCEエデュケーション様の事業内容について教えてください。
FCEエデュケーションは、全世界で4,000万部、日本でも250万部売れたビジネス書『7つの習慣』をベースに、日本の子どもたち向けに「7つの習慣J®」という授業プログラムを開発し、提供しています。
「7つの習慣J®」は世界的に大ベストセラーの『7つの習慣』の小中高生向けプログラムで、既に累計約30万人・年間約2万人の子どもたちが受講している確かなプログラムです。子ども達が自ら考え、目標を決めて行動をし、他者と協力する力を養うことで、学力の向上や、社会に出てからも活躍することが期待できます。
また、英語教育とプログラミングスクールを掛け合わせた「Wonder Code」や、これにゲームの要素を含む「CodeCombat」というコンテンツも展開し、今後国内でのシェア獲得を狙います。このように、今の子どもたちが、人生を切り拓く力を身につけるためのプログラムを広く展開しています。
フランチャイズ管理においてComiruを選定した理由を教えてください。
スクール運営に関してはPOPERさんがプロフェッショナルだと思っています。Comiruの利便性も実感していたため、「追加で、FC事業に必要なロイヤリティ関連の機能が欲しい」という相談をしました。その結果、Comiru SCRATCHで開発が可能ということを聞きました。
自前のシステムを構築するという選択肢もあったのでしょうか。
システム開発会社に管理システムごと発注する方法もありましたが、当時はまだスケールするか不透明だったので、大規模なシステム投資は難しい状況でした。また、弊社はシステム開発については素人です。知見がないものについては変化に対応できないので、追加改修のループで疲弊するのが目に見えていました。以上の理由から自社主導でのシステム開発をやるべきではないと判断しました。
しかし、当然ながら事業はスケールアップさせていかないといけません。自社主導でシステム開発せずに済み、尚且つスケールアップに耐えられるシステムを求めていました。
その点において、Comiruであれば既にあるものを使うか使わないかの判断をするだけですし、Comiruは顧客の声を聞き入れてスクール運営に必要な機能を取り入れてくれるので、弊社の要望を満たしると判断し、導入に至りました。
既存のシステムへの追加開発を、お付き合いのあるシステム会社に依頼しなかった理由は何でしょうか 。
過去の経験から、やりたいことを正しく理解してもらうのがいかに難しいかを知っているからです。弊社は過去に何度かお付き合いのあるシステム会社に発注して開発したことがありますが、思った通りの開発はできませんでした。 原因はシステム会社とのコミュニケーションの難しさにあります。
開発要件を文章に起こすと、一見では伝えられている気がしても、いざ開発してみると重要なポイントが欠けているなんてことは多々ありました。システム会社からすると、言われたこと以上のことをしないのは当たり前なので「なんで、こんなに機能的ではないものを作るのだろう」と思ったとしても、要件通りに開発するものです。このような背景により、思った通りの開発ができないことがありました。
POPERさんの場合は、塾専用システムComiruを開発しているので、要件定義なども明確で分かりやすく安心できました。開発行程の中でPOPERさんからの主体的なアドバイスをもらいながら開発を進めることができました。
Comiru SCRATCHの開発によってどう変わりましたか?
まだ開発中の部分はありますが、ロイヤリティ関連業務は作業工数が大幅に圧縮できる見込みです。これまではロイヤリティの細かい集計に対応できていなかったことに加え、請求書を別システムのメールで発行していたので大きな工数がかかっていました。Comiru SCRATCHのカスタマイズ開発により、これらがComiru内で発送できるようになり、Comiruに集約できたのは大変ありがたかったです。
今後はComiru SCRATCHにどのようなことを期待しますか?
Comiruには期待しているので、お願いしたいことは数多くあります。例えば、加盟店への情報発信や相互のコミュニケーションを行う機能を追加し、FCの統合プラットフォームへ進化させていくという構想があります。こうした新規開発について今後も継続して相談させていただきたいと思います。